午後、国会図書館に出かけました。
高田専修寺本「国宝三帖和讃」を拝見していきました。
昔は、親鸞さんの真筆と言われていたようですが、
最近の研究では、親鸞24輩の第二番目、専修寺2世の真仏さんの書のようです。
夜は、声明学園に出かけ、「懸和讃(カケワサン)」を教えてきただきました。
ご近所の本願寺派のお寺様の掲示板です。
坊守様(奥様)が、お習字の先生とか?
掲示板を見るのが楽しみです。
賢くなることを
教える世の中に
自分の愚かさを
気づかせる
教えこそ
仏の道である
この頃は、「自己実現」の言葉も、自分の欲望を実現するような意味で使われるようであります。残念!
なかなか、「自分の愚かさを見つめる」ことが難しいですよネ。
これからの時代、凡夫同士が手をつなぐ時代の到来を念じたいものです。
鳥越俊太郎さんのフェースブックのつぶやきです。
全く、同感であります。
こりゃ驚いた!!16日の衆院予算委員会で安倍総理がのたまわった。
「山尾さん、議会の運営を勉強して下さいよ。議会では私は立法府の長ですよ」
ちょっと待てよ。
総理大臣は行政府の長であるのは確かだけど,立法府は議長が長じゃなかな?これって中学生のレベルの問題だけど。
どうしたんだろう?安倍総理、中学時代に三権分立について勉強しなかったのかな?
驚いたなぁ。...
日本の総理の頭のレベルってこんなもん?!
ボクは、ハナから、アベ某さんを支持していません。(笑)
理由は、シンプルです。信用が出来ないのです。
①大袈裟な言葉づかい。自分のことを棚に上げた攻撃的な言葉づかい。
②多勢をバックにした横暴。昔、荒れていた中学生の番長のイメージと重なるのです。
マア、政治の世界は、闘争でしょうから、きれい事は期待しませんが、
国民を欺し、国民を馬鹿にしていると感じています。
度を超しています。
テレビは、舛添都知事の追求に熱心です。
それは、それで当然ではありますが、
この追求の裏側で進行していること…を見逃してはいけませんよね。
また、都知事の追求と同様に、
アベ某さんをはじめとした国会議員もフィルターにかけた方がよろしいですよネ。
一つだけ記しておきますと、
甘利元大臣の問題。
睡眠障害とかで雲隠れしていますが…、
こちらもきちっと並行的に追求してもらいたいモノです。
午前中、テニススクール。
午後2時から、浅草の法善寺様で毎月18日に開催の「声明勉強会」に出かけました。
本日は、ご住職が、
「阿弥陀経」
「正信偈」
「同朋奉賛」
を教えてくれました。
最近は、日々の生活の中で、お経や正信偈や和讃を発声する習慣が少なくなっております。
お葬式や法事で、僧侶のお勤めを聞く位でしょうか!
本当に残念です。
ご自分の「生死」と直面しない。
「生死」をお医者さん任せの有様では、50点だと思いますヨ。(笑)
道元さんは、「仏道をならふというは、自己をならふなり」
蓮如さんは、「後生の一大事」
の教えがあります。
「生死」を我がことと覚悟し、仏教にならふことが大事です。
一歩進めて、お経の読誦や和讃をうたうことをお勧めしたいです。
写真(↑)は、上野の居酒屋でいただいたランチ。
お刺身・五点盛り定食(980円)であります。(笑)
昨晩の「歎異抄」うたと語り合い。
ご参加は、男性6名でした。
『教行信証・総序』音読
『歎異抄・第十三章』音読&語り合い
その後は、熊本から東京に戻った山◇さんから、熊本の現状をお聞きしました。
山◇さんは、熊本のご出身。
一年前、仏教&カウンセリングの勉強目的で上京していました。
この4月からは、カウンセリングの勉強で大学に編入の予定でした。
熊本地震がおこり、ご実家のある熊本に帰っていましたが、東京を引き払って熊本に戻る由。
ご実家は、奥さんのご家族や親戚の方々が避難していて大家族。
余震の中でも人間模様を報告してくれました。
地震で一番の課題は、生命の確保。
その次は、トイレ対策の由。
飲食は、マア、水さえ確保できれば、2、3日食べなくても何とかなりそうです。
トイレは、本当に大変だそうです。
田舎なら、シャベルやクワがあれば穴を掘って何とかなります。
但し、羞恥心が強いお方は、大変だそうですが…
昨晩集まったメンバーの意見交換の結論。
東京が大地震が起こった場合は、穴を掘る場所も不足しますので…大問題。
それと、エレベターに閉じ込められたら本当に大変です。
写真(↑)は、本日の夕焼けです。
珍しい雲がありますと、「地震雲???」と心配になります。
地震列島の日本。
一刻も早く、原発の廃炉が急務だと思うのですが…
アベ政権・電力会社は、再稼働に熱心です。
里村専精師「浄土真宗にようこそ」No57をお届けします。
仏教がどこから始まったかということは、実は大問題なのですが…。
釈尊から始まったというなら、テストでは合格でしょうが…。
そういう釈尊を生み出した精神の背景は、一体どういうものなのでしょうか。
曽我量深という先生は、仏教精神の背景を遥か雄大なものとして語られました。
親鸞が見つめていた仏教は、学校で教えるような歴史では語れないものだというのです。
いわば大乗仏教が見つめていた精神世界というものは、ブッダ釈尊を生産するものでした。
ブッダを生産するような、そういう人類的な背景が仏教の真実だというのです。
古代インドにブッダが生まれて、人々はたちまちにブッダを受け入れました。
それまでは意識としては実際に知られていなかった人格です。
なのに人々はブッダを、まさにブッダとして承認できたのです。
こういうところに、ブッダ一人ではなくてインドの精神をあげて確保した仏道があります。
仏教は、民衆の存在根底からわき上がったものなのですが、
同時に民衆も一緒にそれを確認していたのです。
仏教は釈尊に始まったのですが、釈尊からではなくて、釈尊を含めたインドの精神背景から生まれていたのです。
それはやがてインドだけではなく、広く中国や日本の精神に響きます。
生きている人間の、その存在の動機を尋ねて、人間精神の真実が開かれたのです。
そして一人のブッダが誕生したのですが、誕生されたブッダは根源的な生存の真実を語りました。
そして同じようにして、多くの生命がブッダ同様に輝いていったのです。
大乗の経典も、そういう精神の共同体が生み出したものです。
いわばサンガとその歴史が、経典を生み出しました。
ブッダがなされる事業を、サンガは歴史の中に継承しました。
ブッダ同等の精神が、澎湃として仏道を語ったのです。
仏教には、一人ブッダからはじまったのではなくて、ブッダを生む精神背景があるというのです。
それは時代にそって学ばれながら、かえってブッダより古い精神背景に遡ります。
大乗の時代に語られる諸仏とその世界は、釈尊を生み出す背景になった壮大なサンガなのだと言えます。
この意味で、仏教は古代インドを突き抜けた壮大な人間の精神・思想の背景から生まれたと言えるのです。
それはそのまま、全世界の人間存在の課題に答えるものなのでした。
釋真聴は、(よりあい)(かたりあい)(うたいあい)を大事にしています。
主宰・同人として参加している(よりあい)を紹介します。
◇カウンセリング研究会【くりのみ】 *主宰しています。
◇「歎異抄」うたと語り合い *同人として参加しています。
◇(願海庵)やさしい仏教塾 *同人として参加しています。
日程はコチラから。
↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
誰でも参加できる楽しいサンガです。
ぜひ、お出かけください。
午前、参議院予算委員会のTV中継を見ました。
民進党の福山議員の質問に対する、中村剛参院事務総長の答弁は適切でした。
昨年9月17日の参院平和安全法制特別委員会の議事録、
異例の掲載であることを報告していました。
福山議員の「議事録を精査し直すよう指示してほしい」と安倍晋三首相に求めましたが、
安倍首相は「国会のことは国会に任せる」とかわしていました。
この政権、多数を良いことに、メディアコントロールを強化して、
本当にデタラメを押し通しているように思います。
ボクの印象で言えば、スポーツで例えれば、ルールを自分中心に書き換えています。
このようなことがまかり通るということは、本当に日本の危機だと感じます。
ベッキーさんや、舛添さんや、清原さんの報道も当然ですが、
だからと言って、大事な政治向きのニュースをスルーしている日本の報道は間違っています。
本日は、お昼過ぎから、国会図書館に出かけ、親鸞聖人のご真筆の『教行信証』を見ました。(↑写真)
写真は、「信文類序」です。
《くりのみ会》親鸞とカウンセリングコースでは、岩波文庫の『教行信証』をテキストにした(音読)を大切にしています。
最近のボクの学び方は、各種の解説本は遠ざけ、直(ジカ)に親鸞さんに向かう学びを大切にしています。
《くりのみ会》のお仲間にも、
先ずは、岩波文庫の『教行信証』の音読を勧め、
その次は、親鸞さんのご真筆本での音読をご一緒することを呼びかけています。
次回の《くりのみ会》は、5月28日(土)です。
《くりのみ会》のお仲間の河野さんのお嬢さんの智香さんは、現代劇センター真夏座の幹部です。
子どもの頃、可愛いお嬢さんでした。
一途に演劇の道でご活躍です。
ボクは、ずっと、真夏座での智香さんの成長を見てきました。
今回の第131回公演は、「喜劇・ファッションショー」
ダブルキャストによる公演ですが、智香さんはずっと出演です。
ボクは、17日(金)夜の公演に出かけようと思います。
現代劇センターのホームページはコチラです。
↓
http://www.manatsuza.com/
野暮用で、浦安の海浜方面に出かけました。
本日は、一年間でも、一番気持ちの良い五月晴れの好天でした。
写真は、高洲海浜公園です。
気持ちの良い眺望。
フッと、昔、出かけたことのあるイギリス・ブライトンを思い出しました。