本日(6月7日)のzoom念仏道場。
いつものお仲間5名で、『正信偈』『和讃』『回向』をうたいました。
井戸端は、少し長め。
一昨日の、ボクの「昨今、音楽というと知らず知らずに西洋音楽をイメージしている日本人がほとんど。学校教育の成果です。仏教音楽(声明)も音楽と感じてもらいたい」の発言に、
元音楽教師の小◇さんが反応。
ご自身の幼少の頃の音楽との出会い。明治以降の西洋音楽の輸入について語ってくれました。
さらに、youtubeで黛敏郎の『涅槃交響曲』を聞いたことを報告してくれました。
指揮:岩城宏之 演奏:東京交響楽団 東京混声合唱団。
小◇さん曰く「私は、いま、千葉市で合唱団に参加しています。指揮の○○先生が、東京混声合唱団の一員として重要なパートを歌っていました。お若い頃の○○先生のお姿とお声が聞けて嬉しかったです」と。
ボクも、昔聞いたことのある「涅槃交響曲」を聞くことになりました。
声明も音楽です。
井戸端は弾みます。
南无阿弥陀佛
昨今のボクは、ラジオ派。
文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」
TBSラジオ「久米宏ラジオなんですけど」
を楽しんでいます。
外出の時は録音してCMを飛ばし、不要な箇所は早送りで聞きます。
今日は出先で、スマートフォン情報。
「久米宏ラジオなんですけど」が6月いっぱいで終了になることを知りました。
只今(6日 午後10時08分)録音を聞いています。
今年1月に、TBSラジオと久米宏さんの事務所との話し合いで、決まっていたとの由。
番組で久米さんは、終了の理由は「複数ある」。
「下り坂になってから止めるのは一番良くないと思っていた。割と調子のいいときにやめるのが聴いている人、製作している人にいい思い出になるというのが僕の持論なんです」と説明しています。
マア、表に出ている理由は上記ですが、本当のところはどうでしょうかねー?
本当に残念な終了です。
しっかりとモノをいう人が、本当に少なくなりますね。
さみしい。
本日のZOOM念仏道場。
五名で、『正信偈』と『正像末和讃』「弥陀の尊号…」を三重(サンジュウ)でうたいました。
和讃の中の「弥陀」「尊号」「信楽」「憶念」「仏恩」について、少しずつお話しさせてもらっています。
井戸端では、岩◇さんがステイホーム中は読書の由。
原田マハさんにハマ(笑)っているとの報告。
ボクは、一冊も読んでいません。
早速、youtubeで、茂木建一郎さんと原田ハマさんの対談。
~ピカソがライバルだった!アート小説「楽園のカンヴァス」を書くまでの道のり~
を見ました。
なかなか面白い。
岩◇さん、ありがとう。
米国各地で、白人警察官による黒人男性暴行死事件に抗議するデモが広がっています。
デモの一義的な理由はこの事件ですが、長年の人種差別、新型コロナの大流行、トランプ大統領に対する反発等々が背景にあるとの報道があります。
月曜日の文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」で、フィンランド在住の岩竹美加子さんと大竹さんによるオンラインでの対談が放送されました。
岩竹美加子さんは、早稲田大学客員准教授、ヘルシンキ大学教授の後、現在は同大学の非常勤教授の由。
対談は、世界一と言われるフィンランドの教育について。
岩竹さんには、『フィンランドの教育はなぜ世界一なのか』新潮新書の著作があります。
即、区立図書館から借りてきました。
フィンランドでは、大学までの教育は無償。
そして、貧富、性別、宗教、年齢、居住地、民族、性的指向などの違いによって差別されることない教育の平等が保障等々、子どもを平等のもとに教育しています。
米国の人種差別の問題、日本のOECD(経済協力開発機構加盟国)で最下位の教育予算等々。
米国も日本の、フィンランドの教育に学ぶ時節のように思います。
10時55分~、zoom念仏道場入室。
11時~15分、『教行信証・総序』『正信偈』『 三淘念仏』『和讃』『歎異抄』から日替わりで題材を選択して音読・読誦。
15分~30分、井戸端(楽談タイム)。
カウンセリングでは、制限時間が大切な要件です。
同様に、zoomの制限時間も効果的に利用。
良い意味で、各々が、発言時間を上手に自己コントロールしてくれます。
本日の井戸端から その①
森◇さんが、歌人の馬場あき子さんの歌を紹介してくれました。
マスクして
コロナウイルスに抗へば
不要不急のものらかがやく
その② 質疑
岡◇さん「昨日、“本願のいわれを聞く”という言葉を初めて知りました。
どんな意味ですか?何となく分かるような気もしますが…」
森◇さん「『正信偈』を数年前から読誦しています。
何となく分かるような気がします。
同様に、阿弥陀さま・本願・念仏についても知りたいです」
ボクの応答「“何となく分かるような気がする”を大事にしてください。
ボクから、辞書やいろいろな参考書を使って説明して
分かってもらっても皆さんの援助になりません。
大事なことは、“分かるような気がする”を各々の課題として、
あたためることです。
一緒に、尋ねましょう。お念仏をしましょう」
明日は、写真(↑)の和讃をうたいます。
新型コロナウイルスの感染拡大。
児童生徒の授業時間の確保等の対策として、突然に9月入学の話題がTV等で盛んであった。
結論的には、安倍晋三首相は、
自公の9月入学反対意見を受け容れて(制度改正の環境が整わず)との理由で先送りにするそうだ。
この状態での9月入学については、ボクも基本的には反対。
理由は簡単です。
教育OBとして想像できることですが、このコロナ禍の中で物理的にも無理な課題ですよ。
確かに、多くの国で9月入学とのこと。
ですから、日本も右にならえば留学や就職の面でスムーズとの意見は一理はある。
ただ、日本の教育については、もっと根源的な課題が横たわっていますね。
昨日、ボク主宰のzoom念仏道場に参加してくれた港区の小学校勤務のベテラン教諭の一言。
「9月入学云々よりも、一学級の児童数を少なくしてもらいたい。少人数学級の実現が最優先課題」と。
全くその通り。
コロナ禍でも、少人数学級が実現していれば、一人一人の児童理解・教科指導も行き届くというものだ。
話は飛びます。
本日の、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」。
大竹メインデッシュのゲストは、ヘルシンキ大学非常勤教授の岩竹美加子さん。
フィンランドの教育について報告してくれた。
フィンランドの教育は世界一と聞きます。
例えば、大学まで教育は無料。親の貧富の差や国籍等々に関係なく児童の教育機会は平等の由。
昨今の日本。親の格差・貧富の差の顕在化に伴い、児童生徒の教育を受ける機会も大きくなっています。
雲泥の差あり。
また、日本の教育への公的支出。
OECD(経済協力開発機構)加盟国の34ヵ国中、最下位の報告もあります。
本当に悲しい。
コロナ禍の中でも、児童生徒の教育の充実を大事にしてもらいたいものだ。