勢古浩爾の定年後のリアル読んだ。日本人の定年後の現実を説いた本。
著者は洋書輸入会社の勤務の傍ら、執筆業にも従事しており、2006年に退職。この本を書いたのは2009年、1947年生まれだから、62歳の時に執筆。2013年に単行本化されているが、図書館で借りた本は9刷目。結構、売れてるじゃないか!
著者は無趣味、友達は少ない、シンプルに生きることがモットーとのこと。世の中には、充実した定年生活を送るために趣味を多く持とう、交友を広めようetcと、老後をポジティブに考える的な本は結構あるが、この本は逆を行っている。それが逆に受けているのかも。
著者曰く、仕事は最高の暇潰しとのこと。仕事一筋で生きてきたサラリーマンが退職したら、することがなくて退屈でしょうがないとはよく聞く話。
おひとり様の老後の著者の上野千鶴子を強烈批判(多分、本人に承諾済み?)。あと年収300万円時代を生き抜く経済学の森永卓郎もちょっと批判。ヒガミ、ネタミとも感じるが、勢古氏の言い分にも一理あると思う。
老後に必要な資金、4,000万円!60歳で隠居して80歳まで年間200万使うとすれば利に適う数字だ。4,000万円・・・・。
中小、零細企業就労者向け書いた本との。大企業勤労者は退職金がっぽりだからね。
昨日は仕事後に1時間のラン。今年の走行距離は766キロ。雨はなんとかもった。8時頃から土砂降り。マリーンズの試合は午後2時過ぎに中止決定。中止で正解だ。