今日は6年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
何日か前に図書館に予約本を受取に行った際、たまにはあまり
自分でチャレンジしない、日本の昔話を読んでみようかと思い立ち
2冊借りてみたのですが、なんとなくしっくりこなくって、迷いが生じ
なかなか決めることができませんでした。
2学期の大きな学校行事のひとつ「音楽会」がもうすぐあると、在校生の
お母さんに聞いたことを思い出し、では音楽関係の絵本はあるかなと
家の本棚をみわたしたところ、この絵本が目に留まりました。
下の2冊、「かあさんのいす」→「ほんとにほんとにほしいもの」の
順番で読んだのちに読む、3部作の最後の話なのですが‥
読み終わったあとに、この2冊を見せて、説明すればよいかなと思い、
思いきって、「うたいましょうおどりましょう」を読んでみることにしました。
声に出して読むと11分ちょっとかかるので、教室で読む絵本としては
かなり長めなほうにはいり、ペアがいるときにはまず選ばないし、
低学年では集中力も切れてしまうと思うので、そういう点からも、
6年生のクラスにひとり、という今日はいいかなーと思えました。
「もう1冊」は用意しないつもりでしたが、
ゆうべ、あまりにも月がきれいだったので、なんか月の絵本なかったかなーと
朝になったら、そう気持ちが動き、本棚から「14ひきのおつきみ」を探し、
急遽練習して、持っていって読みました。
はじめに、「昨日の満月きれいでしたね、見た人?」って聞いてから
こちらを読み、そのあとで、「うたいましょうおどりましょう」。
主人公はアメリカに住んでいて、年頃はたぶん小学校高学年から
中学1年くらいだと思います、って言ってから読み始めました。
親近感を持ってくれた方が話に入り込みやすいかなと思って。
静かに、よく聞いていてくれたなーというのが印象に残っています。
おつきみの本は、よけいだったかな、自己満足?と思えなくも
ないですが、今晩もきっときれいな十六夜の月が見えると思うので、
絵本のこと思い出して、月を見上げてくれる子がひとりでもいたら、
嬉しいですね。