今年度も、小学校での図書ボランティア活動を継続しています。
昨日は朝の読み聞かせの第1回目、6年生のクラスへ行ってきました。
まずペアさんが韓国のお話を読みました。
私も初めて知った絵本でした。
穴に落ちた人食い虎を憐れに思って助けたあげたのに、
恩人の若者を食べようとする虎。
そばにあった松の木や、通りかかった牛に、話を聞いてもらって
裁定をゆだねるものの、虎の方が正しいということになって、
若者はあわや‥というところでうさぎが登場。
では、事実確認から、と虎を穴の中に戻し‥といったうさぎの
機転のきいた展開が愉快でした。
次に私に代わり、私は、この詩の絵本から。
すがすがしい5月に、ぜひ読みたい絵本です。
そして、もう1冊はこちら。
はだしが気持ちのよい季節がきたなあと思ったことから、
選んでみました。
「かがくのとも」からの単行本なので、いろんな角度から
足の裏にせまっているところがおもしろいです。
ごりらと人間の足指の付き方の違いとか、サラブレッドは
400キロも体重があるのに、足裏の大きさだけを比べると
人間のオトナの方がずっと大きいとか。
土踏まずの部分は大きいほうがいいけれど、大きくなくても
しっかり歩けて、疲れやすくなければ大丈夫とか。
そうそう、題名を言ったあとに、「このほんはだしになって
よんでね」と書いてあったので、そう読んだら、ほんとにうわばきを
脱ごうとした男子がふたりくらいいて‥(笑)。
でも、時間があったら、それも面白かったかなと後から思いました。
実際に自分の足の裏を見て、線が入っている様子とか、
土踏まずを触ってみたりするのもよかったかも。
***
小学校では最高学年の6年生だけれど、「こども」って
こんな感じだったのだなー、小さいなあ、と、思った自分が
なんだか昨日は新鮮でした。
今年度も、つねに新鮮などきどきを感じつつ、この時間を
大切にしていきたいたいなあと思います。