先週の金曜日は読み聞かせの当番日。
ペアで、2年生のクラスに行きました。
最初にペアさんが『くまのコールテンくん』を読み、次に私が
『こねこのチョコレート』を読みました。初挑戦でした。
2月中だったので、なんかチョコレートの絵本がいいかなーという
気持ちで‥読み始める前に2年生にも「2月はみなさん、チョコレートを
たくさん食べたと思いますが‥」と言ったら、おまり反応がなく、
きょとんとしていたので「お母さんからもらったり、お父さんやお兄ちゃんに
あげたりしなかった?」とさらに言ったら、「ああ、なんだバレンタインのこと」
と、何人かがつぶやきました。
小学校低学年児童にとっては、そんなもんなんですね、チョコも、バレンタインも。
なんか、高校生くらいから、2月は(バレンタイン当日も)チョコレート月間って
いう感じがしていたもので‥たくさん作ったり、たくさんもらってきたりで、
いつもチョコレートやお菓子が家にあるなあという印象だったのです。
弟の誕生日プレゼント用に買ったチョコレートがどうしても「気になって」
ひとつくらいいいよね? もうひとつくらいいいよね? とチョコの誘惑に
負けてしまうジェニーに、2年生は、だめだよ、だめだよ、と首を振って
反応してくれました。(かわいかったです)
からっぽになった箱を差し出すジェニーと、それを見て(おおげさに)驚く
お母さん。優しく見守るおばあちゃん。そして、最後の最後でとても
いい働きをしてくれた猫のティブル。
ジェニーの悲しく情けない気持ちを共有していた、教室の2年生は、
あっと言う間のハッピーエンドに、ちょっと気持ちがついていけないまま
お話が終わってしまったのではないかな、と、感じました。
次回は3月第2週、3年生のクラスです。
今年度の読み聞かせもそれを入れてあと2回。早いですねー。