先週の木曜日は、三蔵さんの「はじめましての絵本たち」の11回目!!
おやすみなしの年2回ペースが更新中です。
そして、前回に続いてこの日も晴れ。たしか昨年の11月も晴れだったので、
私の中での、三蔵さん=雨おんな伝説 が払しょくされつつあります・笑。
ではさっそく、紹介していただいた絵本の紹介はじめます。
2016年7月~11月に出たものです。 今年の3月に出た写真絵本。
表紙の写真からもう美しいですね~ここ数年梅干し作りにはまり、
干しもの用のざるを盛岡で購入してきた私には、他人事とは思えない本です・笑。
今、私たちの図書ボランティアの代表をしてくれている旧姓イーダちゃんが、
森枝さんの食べ物シリーズ集めてるんです、とおっしゃっていました。 シリーズの4作目とのことです。
いっつも三蔵さんが、みなさんもっと前に来て見てくださーい、と
言ってくれるのに、控えめな私たちは、わりと遠巻きぎみで。
でも、この絵本の細部が見たくて、みんなで、ずずずっと三蔵さんの足元まで
近づきました・笑。ご夫婦ユニットで、前回『へんなおでん』というのを
紹介してもらった気がします。
ステーキとか、卵とか、おいしそうな具がたくさん入っているおいしそうな
やきそばができあがります。 サブタイトルが、もうすべてを語っています。
「世界でいちばんゆうめいなクマのほんとにあったお話」
実話だということに皆で驚き、兵隊さんと行動をともにする熊に驚き、
動物園の熊になっても、人が柵の中に入って遊べる!ということに
驚きました。巻末には、実物を撮った写真が色々載っています。 個人的にとても心待ちにしていた絵本です。
どいかや展をみて、あらためて繊細で美しい色鉛筆のタッチにやられましたし、
アイヌのおはなしもとてもよいのです。
夏の終わりころに出て、幾度か買う機会があったのですが、三蔵さんから
買いたいと思い、この日まで待ってました。 同じ作者の作品で『パンどうぞ』は知っていましたが
『ケーキやけました』 というのもあるのですねー。
小さい子が家に居たら、きっと3冊ともそろえてしまっているでしょうね。
美しく、おいしそうな木版画(浮世絵の技法)絵本です。 犬を飼うように、ゾウを飼っているなんて、
いいなあと思いながらみていたら、キリンを飼っている子も出てきました。
小学3年生くらいの大きさより、大きくならないゾウだったら、私も飼って
みたいです。 谷川さんの積み上げ詩(うた)に、
ツペラツペラさんの絵。ビジュアル的にとても美しいです。
本の作りも、中の文章もひねりが効いています。
『あさになったのでまどをあけますよ』と
対になる作品だそうです。
そうだよね、いろんな場所で、いろんな人や動物が月を見上げるよね、
月ってそういうものだよねーという気持ちになる絵本です。
じんわりよさが沁みてきて、じんわりこっそり泣いてしまいそう‥。 怖いってどういうことなのかーを
探しにいくネズミのお話です。
見開きいっぱいに描かれた動物の絵がなかなか迫力ありました。 20世紀の初めに南極横断を試みた
エンデュアランス号の実話に基づくお話です。
この画像ではわかりませんが、実際の本は縦が30センチ、72ページも
ある読み応えたっぷりな絵本です。
すごーく勝手に、小学生高学年男子を持つ、仲間の誰かが買ってくれれば
いいなあと思ってたら、ほんとにそうなりました。楽しんでくれるといいなあ。 本を読むのが苦手だと思っている子は
教室などで間違いを笑われたりしたことがトラウマになっていることが
多いですが、静かにじっと聞いていてくれる、犬が図書館に居て、その犬に
本を読んであげているうちに、読むことが怖くなっていくという内容です。
実際にアメリカやヨーロッパの図書館にはそういう役目をおった犬が
居るのだとか‥。とてもよいことですよね。
と同時に、ただ聴いていてあげることの大切さを、あらためて思います。 100円あったら何が買えるかー
100円の価値をいろいろな角度から知ることができる絵本です。
初めてアイスを買った時、それは10円だったか、30円だったか、で
ひっそりとした議論が交わされました(笑)。 かわいくて面白い絵本。
にゃんたは、いろんなものに変身できるのです。ダジャレも満載。 小さなこどもたちを「きょうりゅうたち」に見立てた
シリーズの3作目だそうです。なるほどそういうことだったのですね。 ガーデナーでもある大野八生さんが
描いたハーブ絵本。コルトンプラザ内のらふとのお庭のような
ハーブ園を夢みてしまいますね。いつか必ず手元に置きたい1冊です。
(その2)に続きます。