先週の金曜日は3年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
ひとりで2冊読みました。
最初の絵本はこちら。
小学校の教室で読むのは初めてでした。
ヤマネコが ハリネズミにいいました。
「たびに出ようとおもう。」
もうきめた というかおです。
こんな書き出しではじまるお話は、森を出て行くヤマネコに
思い出を刺繍してプレゼントしようと提案するハリネズミの
アイデアで、仲がよかったものもそうでなかったものも、
それぞれの「思い出」を、糸を使って布に残していきます。
そして、最後にそれらの布は1枚の毛布となって、ヤマネコの
旅のお供になっていくのです。
話自体は、やさしい言葉で書かれていますが、別れに際しての
それぞれの思い出の機微など、小学3年生のクラスで読むのには
(家で、個人的に読むのはまた別ですが)ちょっと難しいというか
すんなり入っていかないかなーとも思いましたが、なんとなく
すこしだけ毛布が恋しい季節が近づいてきたことと、ダイナミックな
版画絵の力強さに惹かれて、選んでみました。
(ミシンボランティアとして、5年生のクラスのミシンの時間に
参加していたため、針や布がとても身近に感じられたせいかも?
とも思っています)
クラスの様子は…熱心によく聴いてくれたと思います。
終了後のメンバーミーティングでは、皆この絵本にとても興味を
持ってくれて…絵本好きの大人にはたまらない内容ですものねえ…
3月頃の、6年生のクラスはどうかなー?等の提案もあり、今度は
そうしてみようと思います。
2冊目は、食育といえば、やはりこの絵本を抜きには語れない、という
ことに今更思い至りました。
シリーズ最初の『ぐりとぐら』もいいなあと思いましたが、季節柄、かぼちゃが
メインで登場するこちらの方がいいかなと。
ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら
ほんとにいいですね。ほんとにかわいいです。
かぼちゃのお料理をたくさん作って、もりのどうぶつたちとすみれちゃんが
「さようなら」と手を振って帰っていき、そしてたぶん翌朝、
ぐりと ぐらは すみれかぼちゃの たねを
はたけに うめました。
また新しい生命の営みに繋がっていくラストの場面もとてもいいです。
そして、クラスの様子は…
3年生はまだまだぐりぐらが大好きだということがわかりました。
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