日頃、「読み聞かせ」という言葉は、どんなもんだろうと思っていました。
たしかに、お話(絵本)を読んで、目の前に居る子どもたちに聞かせるのだから、「読み・聞かせ」でいいんじゃない、と言われると、ああそうですねと言うしかないなという感じでしたが。
聞いてもらっているのに、「聞かせる」(もっと言えば)「聞かせてやってる」といったニュアンスをどうしても、この言葉から拭いきることができませんでした。
そんな折、blog『マトリョーシカな日々』のkayoさんから、コメント欄を通じて、こんなおはなしを聞くことができました。以下太字がkayoさんの書いてくれたことです。
私の絵本仲間の間では、「開き読み」と言っています。絵本作家の川端誠さんが自作を読まれる時に使ってらっしゃる言い方です。自分の作品を聞いてもらうのに、「読み聞かせる」なんて偉そうなことは言えない。開いて読むから「開き読み」。開いた世界の中を読む人と聞く人が一緒に共有できる・・・素敵な言葉だな~と思い、そのまま使わせてもらっています。
開き読み
なるほど~。こういう言い方もあるのですね。
開いた絵本の世界を、読み手も聞き手も一緒に共有する‥こうでなくちゃ、と思います。
なので、自分で作っていた「読み聞かせ」というカテゴリーは廃止し、新たに作った「開き読み」の中へ引越しさせることにしました。
kayoさんは、絵本作家たかてらかよさんでもあるのです。
以下はかよさんの作品(絵は、さこももみさん)の中の2冊です。一緒に楽しむ小さい子が近くに居ないので、手に取る機会も紹介もできなくって。でも下の2冊は書店で娘と一緒に読んできました。(買わなくってごめんね)
『こんなときってなんていう?ーともだちできたよ』
『こんなときってなんていう?-あいにいくよ』
最新の画像[もっと見る]
- 2024年12月に観た映画 2週間前
- 2024年12月に観た映画 2週間前
- 2024年12月に観た映画 2週間前
- 2024年11月に観た映画 1ヶ月前
- 2024年11月に観た映画 1ヶ月前
- 2024年11月に観た映画 1ヶ月前
- 2024年11月に観た映画 1ヶ月前
- 2024年10月に観た映画 2ヶ月前
- 2024年10月に観た映画 2ヶ月前
- 2024年9月に観た映画 3ヶ月前
>そこで一緒に絵本のお話とかできたら素敵ですね
ほんとにそうですね~。お店は逃げていかないと思うので、
riruさんが、お出かけしてきてくれるまで、ずっとずっと
待っています。
>できることから一歩づつ
ほんとにそうですね。
「今日できることを明日にのばすな」の気持ちで、
取り組んで行きたいです。
いつかきっと行ってみたいです。
そこで一緒に絵本のお話とかできたら素敵ですね。
何事ものんびりのんびりの私だけど、
できることから一歩ずつ「開き読み」をすすめていきたいです。
まずはブログの書き換えが課題かな・・・(^^ゞ
riruさんも、川端さんの「開き読み」を体験されたのですね~いいなあ。
私も、仲間のみんなに「これからは、『読み聞かせ』ではなく『開き読み』って言う事にしませんか?」とは、まだ言い出してみたことはありません。この言葉を知ってから日が浅いせいもありますが、自分のblog内で使っていれば、そのうち自分の口からも自然に出てくるだろうし、blogを読んでくれている仲間も居るので、すこしづつすこしづつ、浸透してくるかなあと思っています。
ところで、もうすぐこうめさんの本屋さんが、開店しますね。いつの日か、riruさんがお店に来るようなことがあれば、そこで会えたら楽しいですね。
ずいぶんご無沙汰してしまいました(^^ゞ
私も学校で図書ボランティアをしていて、
「読み聞かせ」という言葉には違和感があったのですが、
川端誠さんの講演会で「開き読み」という言葉を聞いて、
すごく共感したのです。
でも学校では「読み聞かせボランティア」という言葉が定着していて、
変えてくださいとは言い出しにくくて・・・
そっか、自分のブログの中だけでも呼び方を変えればいいんですよね。
それで少しずつ、「開き読み」という言葉が浸透していけばうれしいですものね。
知り合いのグループでは「読みっこ(お互い読み合うという意味らしいです)」とか、「おはなしボランティア」とかいうところもあるし。
「読み聞かせ」以外の素敵な呼び方が定着するといいなと思います☆
コメントしにきてくれて、どうもありがとうございます。
これからどんどん「開き読み」という言葉が広がっていくといいなあと思っています。
っていうか、「~聞かせ」の部分になんとなく抵抗を感じる人が増えるといいなあって、いうほうが近いかな。決していばりん坊にならずに、自分の子とも、よその子とも、絵本を共有できる人が、たくさん居る世の中だったらいいなと思っています。
ところで。
kayoさんは、押しも押されぬ絵本作家だと思いまーす。
『こんなときってなんていう?』を本屋さんで見つけて、うちの娘に教えたときも、そんな人とお友だちのママって凄いと誉められました(笑)。でも、凄いのはママではなくって、このかよさんなんだよ、と娘にも、自分に対しても、言いました。
赤ちゃん絵本から始まって、これからどんどん進化(?)していくであろうkayoさんから、目を離しませんからね(笑)。
元気になられたのなら、ほんとによかったです。
元気がなくては、何事も始まりませんものね~。
うかうかしていると、「クリスマス商戦」がやってきてしまうので、その前に、今年の秋をたっぷり楽しみましょう。
ところで。
先日フラニーさんのところで取り上げられていたETV特集の中で、椎名誠さんが「読み聞かせ」を連発していたのです。「自分の子どもに読み聞かせをしていた頃」とか、「子どもへの読み聞かせで‥」とか。
まあ、それだけこの言葉が浸透しているということなのでしょうが、「開き読み」に感動した直後だっただけに、なんとなく、そこのところにはがっかりしてしまいました。
でも、全体的には、所々涙ぐんでしまったりしたほどに、共感できたのですが。
ねえ、ほんとに素敵な言葉ですよね。
ぜひ、
みんなで、事あるごとに使って、友だちにも教えて
広めていきましょうね~。
rucaさんのおかげでいろんな人に届いたようでうれしいです♪紹介してくださってありがとうございました。
絵本作家と書かれるとまだちょっと自信がないな~(汗)当分は赤ちゃん絵本ばかりになりそうだけど・・・いつかココに書評としてご紹介いただけるような作品も書けたらいいなと思っています(笑)
「読み聞かせ」という言葉が浸透してますが、
”聞かせ”という言葉のニュアンスには、
確かに抵抗を感じますね。
「開き読み」な~るほどステキな言葉ですね。
川端誠さんが使われている言葉だとは、さすがこだわりの川端さんという気がします。
rucaさん、色々とご心配お掛けしてごめんなさい。
rucaさんから頂いたコメントに、とても癒されました。
本当にありがとうございます!
お陰様で私の体調もよくなり元気が出てきました~
嬉しくて携帯からですがコメントいれてしまいました~
「開き読み」。
素敵な言葉ですよね、さすが川端さんって思いました。
言葉は使ってこそ、のものなので、みんなでどんどん
使って、関東地方でも、普及させていきたいなあと
思っています。
(そういいながらも、小学校で使うのはちょっと勇気
がいるかなあ。先生方は堂々と「読み聞かせ」って
言うので)
さて、おっしゃるとおり、私も「読み聞かせ
」という言葉になんか違和感がありましたが、使っていました。
「聞き読み」。いいですね。
ステキな言葉です!読み手も聞き手も一緒にその絵本を共有できる、そこから得るものって、ひとりで読むより得るものが多いですものね。改めてそんな「聞き読み」の時間を大切にしていきたいと思いました。私も使わせていただきます。