音楽の喜び フルートとともに

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こどもたち

2010-01-26 22:03:10 | 子ども
午前中、CAPのワークショップに小学校へ。寒かった~。誘拐の加害者をして、廊下に逃げたら、校舎の北側。暖房もないので、ダウンジャケットをあらかじめ外に出しておいて、それをきて出番を待っていました。

子ども達が「安心」「自信」「自由」で生きるための、ワークショップ。
「暴力って、どんなことだと思う?」と問いかけると、こどもたちはいろんなことを出してくれます。

「殴る、蹴る、いじめ、かつあげ、誘拐、言葉による暴力、無視、シカト、虐待、D.V.、殺人、自殺、極端なダイエット、薬物依存、戦争、紛争、テロ、拉致」

出なかったクラスは一つもありません。
子ども達は暴力を知っています。

「安心」「自信」「自由」の権利はどんな子どもにもあります。相手の権利を奪わないで、自分の権利も守る為には何ができるだろう?

出来ること、たくさんでます。子ども達は大人の私がとらわれている無力感や、あきらめにはまだ染まっていません。

午後は児童会。
宿題をしてから遊ぶことになっていますが、なかなか。「本当によくがんばっているね。」とか「毎日、毎日宿題をするなんて、本当にすごいね。」「難しいところやっているんだね。」と声をかけたり、国語、算数に関らず「本当にいい字だねぇ。味があるわ。」とか、「集中してやっていたね。」とか声をかけます。

やらせるために褒めたり、思ってもいない、事実でないことを褒めたりしても、子どもにはすぐ見抜かれてしまいます。本当に、自分が感動したことで子どもががんばっていることを言葉にするようにしてみます。
学んだことがこの子達の人生に生きますようにと祈りながら。