昨日、滑り台と、シーソーと登り棒を、放置している教育行政のことについて、怒っていたら、今日、撤去作業がおこなわれました。聴こえたのかしら?
小型のショベルカーを子ども達のいる運動場で操るとはどういうことか?
作業員のおじさんたちは、一躍ヒーローに。何十人もの子ども達が、作業場を取り巻いて、目を丸くしたり、大きな土台石をトラックに積むと手を叩いたりしている姿は微笑ましいですが、子ども達の安全を保障しなければならない児童会の大人にとっては、一瞬も気が抜けない時間でした。
登り棒の撤去はもっと緊張しました。6本の鉄の脚を校庭にころがしたガスボンベから引いた溶接機でとかして、全体をバタンと倒し、そこから、運びやすいようにいくつものパーツに溶接機で切断するのです。そして、土台石をショベルカーで掘り出しトラックに積みます。
「火花が散るから、子ども達を遠ざけて。」
「どれくらい、離れていれば、安全ですか?」
「さあ、火花は5、6メーターくらいは飛ぶときあるし、倒すから。どれくらいかわからない。」
結局、隣接するブランコや。うんていも使用禁止。じょうろで水を運んで、遊具のずっと、後ろに線を引いて、入れないように決めました。
火花が散るなんてわくわくすること、子ども達が見逃すはずがありません。近づけるだけ近づいたり、ジャングルジムの上から見物したり。すきあれば、近づきたい。魅入られている子ども達を、からかって後ろから押す子がいたり。けんかをはじめたり。お首にも見せませんが、私が一番ドキドキ。
でも、これで禁止の遊具を使って叱るということをせずにすみます。よかった。
夜は、「心と体のワーク」うつぶせに寝て、ひじから下を床につけ、ひじを90度に折り、水平前方を見る。頭をそのままに、背骨を下ろす。それから片方の肩を下ろす。
例によって、ワーク前とワーク後に演奏。イベールの2楽章。
「全く違う!」みんなの声。
私も息が楽になるし、音の連携、クレッシェンド全てが滑らかに自然に出ます。
初めからこの演奏が出来るといいんだけれど。
「レッスン、レッスン。」講師のDさんの言。そうそう、私も以前の吹き方の撤去作業です。がんばろう!