音楽の喜び フルートとともに

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ボーンズレッスン

2012-11-07 21:44:33 | レクチャー、マスタークラス

ミニトマト。「やっべぇ~!信号やん。」と写真を撮ったのは次男。『高校生は、なんでもやっべぇ~!かい。』と心でつぶやく私。ささやかな庭は家族の心の安らぎです。
その上、かわいいトマトは、食べられて、2度も3度も役に立ってくれます。

今日は、ボーンズレッスン。
心のケアーとか言われだしたのは、オウム真理教の事件や、阪神大震災が、きっかけでしたが、今、日本で心のケアーとか、カウンセリングというと、治療の分野だと思われています。

しかし、他国ではカウンセリングは、元気な人が病まない為に平常時に手を打っておく手段の一つとして活用されているそうです。

宗教、道徳という考え方は、大戦の後、大方の日本人からは、うさんくさいものとして頭から拒否されるようになりました。

宗教や、道徳の中にある生活や人としての考え方に役立つ部分と、運用において、国や政治に利用されたマイナスの部分との科学的、客観的分別が行われなかったことが、そのような状況を招いたところがあります。

医療なら、大半の人にレントゲンにまだ痛みのない小さながんを写して見せ、問題に正面から取り組ませ、薬や、情報を集め、生活を改めさせることができますが、心の中のこれから先、病んでいくかもしれない小さな考え方の癖を、指摘することができても、その問題について取り組むことの強い動機づけをすることができません。
自ら、取り組むと決意したものだけが、情報を集め、自分を変え、成長することができ、病を予防することができます。

治療で心を扱うのもいいですが、予防であつかってこそ価値があるというか、人生の質を上げることができるのではないでしょうか?

それでも、ほとんどの人は、死に直面したり、病を得てから、心に関心を寄せたり、文化に心を寄せたりし、元気な時は、仕事で忙しくしながら、何かを紛らわせるために、ギャンブルに行ったり、物を買ったり、依存したりすることに時間を使ってしまうのです。

ボーンズでする体のレッスンは、何かの目的のために体の筋肉を向上させたり、動きをしたりするのではなくて、自分の持っている力、自分自身に気づく、自分自身を受け入れ大切にする時間を持つ。そのことに気づくだけで、勝手にいろいろなことは起きてくる。気づいてそのままにするレッスン。ともいえるのです。