音楽の喜び フルートとともに

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同期集合in真菅

2012-11-29 22:11:10 | 音楽

昨日、ショッカーのコンサートに行く前に、大学時代のマンドリンクラブ同期の家に行って、アンサンブルをしました。

メンバーの一人Yさんの橿原市真菅の家に大集合。11人中7人が集まりました。
大学を出て〇十年余り、続けている人もそうでない人もいます。
楽器もマンドチェロは、なかなか一人で楽しめない楽器なので、持っている人がいませんが、マンドリン3台、マンドラ2台、ギター1台。そしてフルート1本。
ことにドラが2本になると、音に厚みが出てご機嫌です。

曲はいきなり現役時代のように、難しいものはしません。
老健センターに何人かは演奏に行くということで、みんなが良く知っている曲を中心に合わせてみました。

ラ・クンパルシータ
小雨降る
フォスターメドレー
見上げてごらん夜の星を
星に願いを
涙そうそう
黒田節
上を向いて歩こう

1stマンドリンの楽譜をもらっているものは、一緒に吹き。スコアをもらっているものは、チェロ譜を吹いたり、1st行ったり、セカンド行ったり、ギターに行ったり・・・。いろいろ編曲しながら吹いてみてワクワクドキドキ楽しかった。

お弁当を食べて話していると、近くにいて物理的に助け合うことはできなかったけれど、家族のこと、子どものこといろいろ悩みながら、問題もあったりしながら、でも、潜り抜けてここに集まれたことが、奇跡のように思えて、本当に幸せだなぁと思えてきました。

まだまだ、道半ば、来られなかった後の、4人も音楽を通して得たかけがえのない仲間。

これから、こういう機会をたくさん作りたいとひそかに思いました。





ゲイリー・ショッカーリサイタルin大阪

2012-11-29 00:52:07 | コンサート

今夜は、ゲイリー・ショッカーのリサイタルに行ってきました。
これは、昨夜のマスタークラスで撮ったショッカーの足。許可を得て撮らせていただきました。
五本指に分かれている靴を履いておられました。
前回のマスタークラスで、ハイヒールの靴を「フルートの敵!」とおっしゃられていましたが、この靴は、フルートによさそうです。

今夜の舞台も、この靴でした。
プログラムは全てショッカーの作品で、

スリー・ミニッツ・ソナタ
グリーン・プレイシズ
ハンナズ・グレイド
ブルー・ボッサ・レッド・ボッサ
ピッコロ・イタリアーノ
ネイティブ・アメリカン・スィート
ソナチネ
ヒルソングス
ウィンター・ジャスミン
アンビテック・ストラナータ

おもちゃ箱をひっくり返したような、にぎやかで起伏に富んだ曲。ユーモアと、ジャンプアップ。
そして風のようにさわやか。

昨夜、教えたように、息を吸うのにも吐くのにも、体は全くぶれない。
体の中心線が見事に定まっています。

体の重心が低く、下腹が安定していて、呼吸が深いので、息が長く使えます。
アンコールのドビュッシーのシリンクスは、通常、2フレーズで行くところを一息で吹き、バッハの無伴奏ソナタのサラバンドも、2フレーズを一息で吹くという、長さ。そして、それがまったく自然。

そういえば昨日、「循環呼吸を教えてといわれますが、私はそのやり方を知らない。横隔膜を直接コントロールできないけれど、下腹部に息を入れるようにすることで、呼吸は充分長くなります。」と言われていました。

今回のハイライトはなんといってもピッコロ。
ピッコロって、こんなに表情豊かでいい音だったかしら?と思うほど、いい音です。
我慢できないような、高い音も、豊かで深いです。

帰りにKさんと、イタリアンのサルバトーレで夕食を食べようとよったら、コンサート主催の楽器店のメンバーがやってきて、それから、先生たち、生徒さん。
最後にショッカーがやってきました。

今夜はついていました。