音楽の喜び フルートとともに

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歌う会で演奏

2012-11-05 23:20:48 | コンサート

今日午前中は、地域の歌う会で、ピアノのKさんとコンサート。

ここは、小学校の敷地の中に、りっぱな2階建てのコミュニティルームがあります。
ボランティアのスタッフのみなさんが、毎月、季節の歌や、昔懐かしい物語の歌などの歌詞冊子を用意していて、Kさんが電子ピアノとアンプを持ち込み、司会スタッフは歌の説明。間に肩ほぐし運動を教えるスタッフがいたりして、うまく運営されています。

その間にKさんと一緒に演奏させていただきます。

ご高齢の方が多いので、昔懐かしい宵待草や、りんご追分。
時代劇テーマソングメドレー。少年時代、秋の子どもの歌メドレー。
Kさんとの、ミニコンサート鉄板のプログラムとなりつつあります。

この歌う会は人気があって、100人近い人で、部屋はびっしり。
響きが悪いかと思いましたが、大丈夫。Kさんのアンプは威力があって、ピアノも聞きやすい。
本当言うと本物のピアノが欲しいですが、どんな環境の中でもベストの方法をKさんはいつも考えています。
重い良いアンプをいつも持ち運んでいます。

フルートは生音で大丈夫。
少年時代、秋の子どもの歌は、口ずさんで聞いておられましたが、宵待草は野田暉行さん編曲のちょっと劇的なカデンツァがあって、ソプラノ歌手でもあるKさんは何度も歌で歌っていて伴奏がゆったりと歌える伴奏です。

気持ちよく演奏していると、前に座っておられた方が涙を拭いておられるのが見えました。

いい演奏してるかも。
気持ちよくりんご追分。ひばりさんとは違いますが、このぴったりくる感じ。複雑な節回しが、違和感なく体から出てきます。やっぱり日本人の血か。

最後は、必殺仕事人、水戸黄門、暴れん坊将軍で元気に終わりました。

後は、引っ込んで、皆さんの後ろで、一緒に幼馴染の歌とか、惜別の歌などを歌い、気持ち良い朝を過ごしました。

帰りの車の中で、Kさんが、「ドレミの歌、でたらめ弾いちゃった。」そうそう会の終わりに全員でフルートとピアノの伴奏でうたってもらったドレミの歌。

ドミミと歌いだすと、4小節飛んで、ソードーといき、また2小節飛んで、ドレミファソラシド・・・。
「楽譜の下の方、電子ピアノの楽譜立てって読みにくかってん。ごめん。」
「大丈夫。全部ちゃんとついて行ったでしょ。」
「ハハハ。すごいわ。」
「へへへ・・・。でも、歌う会のみなさんもちゃんとついてきたから、すごい!」

あの年代の方の、つながる力って本当にすごい。
肌感覚というか、あうんの呼吸というか。いちいち話し合う必要も無い。
包容力が違う!

遊んであげるつもりでいって、遊んでもらった感じです。
ありがとうございました。おかげさまでたのしかったです。