音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

蔵ざらえ

2012-11-09 21:13:31 | 音楽

先月父が拾ってきたいが栗。緑色だったのが、茶色に。一か月前「ほっといて靴で踏んだら栗が取り出せるよ。」と高校の同窓会で教しえてくれたのはYさん。
いい色になってきました。
靴を履いて、踏んでみると…。

ちゃんと、危険なく取り出せました。ありがとうYさん。栗ごはんでもつくろうかな。

今日は楽譜の蔵ざらえ。
自分の持っている楽譜を片端から吹いていくだけですが。

テレマンの無伴奏ファンタジィ12曲。古典の定番ソロ曲。かわいい曲、歌う曲、メローな曲。一曲5分くらいで、使いやすいです。

ベームのコンチェルト、これぞヴィルトゥオーゾという感じの1楽章。いろいろなテーマがあり過ぎるくらいあって盛りだくさん。3楽章は調子が良くってなじみやすい。

カゼッラの「シシリエンヌとバーレスク」7分くらいかな。エキゾチックな感じ、後半は面白いリズムが個性的。

フランクのソナタ 譜読みはざっとできるけれど、音楽にするには、エネルギーが入ります。深く重たいものを動かしていく感じで、4楽章いきます。

シューベルトのアルペジョーネソナタ、親しみやすい美しいメロディに変奏。ただし、長いです。

同じくシューベルトのしぼめる花の変奏曲、テーマがいいです。シューベルトは心にしみます。

ゴーベールのノクターンとアレグロスケルツァンド。ゴーベールやっぱり好きです。前半はしっとりと後半は疾走するけれど、テーマはあくまで美しい。

ビュッセルのプレリュードとスケルツォ、ビュッセルって、あのフォーレのシシリアーノのオケ版を書いた人!前半はちょっとジャズのバラードのような感じがします。後半はそれに比べると古典っぽい。かと思うと、ちょっとイレギュラーがあったり。

モーツアルトのコンチェルトDdur。やっぱり名作。難しいなぁ。

メルカダンテのコンチェルトEminor。ちょっとシュターミッツを思い起こさせる一楽章。2楽章が美しい。3楽章は軽快なロンド。

ムーケのパン。一見軽やかなのに、エネルギーがあって、華やか。

プロコフィエフのソナタ、お久しぶりです。ロシアの民族音楽とジャズ。クラシックの融合。やっぱり力がいります。

ここまで吹いたら、さすがに疲れてきました。
本当にぜいたくな一日でした。古典から近代まで、一巡り。
幸せです。