音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

2015年コンサート情報

2015-04-16 22:14:38 | コンサート

今年のフルートの予定がそろそろいろいろ入ってきています。
初めは、お世話になっているI先生、伊藤公一先生が出演されます。

6月30日ウィリアム・ベネット、80歳記念世界ツアー 兵庫県立芸術文化センター小ホール
ローナ・マギーとのデュオコンサートです。
ピアノ 水野久美 ゲストフルート 伊藤公一 中務晴之 神保江美
ローナ・マギーさんが昨年来日され、伊藤先生と共演されました。
ベネットさんは、私は神戸のコンベンションで聴講したことがあります。
1989年くらいだったかな?
巨匠ですが、とっても気さくで、楽しい授業でした。

6月25日 紀尾井ホールでもされます。こちらは、お弟子さんのデニス・ブリアコフと3人で、ピアノは石橋尚子さん。
若手人気一番の、デニス・ブリアコフは今回は大阪以外でリサイタルをされます。


それから、今年はコンヴェンションイヤーです。
8月21日から23日ば日本フルートコンヴェンション in ふじのくに静岡。
今年は、静岡で開催されます。フルートを好きな人は誰でも参加できます。
コンサート、アンサンブル、コンクール、レクチャーなど、一日参加から、3日参加。聴講など、アマチュアもプロも楽しめます。
アクトシティ静岡。



近々ではイリーナ。スタチンスカヤ 5月9日ドルチェ・アーティストサロン、
ユルゲン・フランツマスタークラス&ミニコンサート、6月10日ドルチェアーティストサロン

今週末は、大学の先輩方のマンドリンのコンサートもあります。

楽しみです。みなさんも、一度コンサートにお出かけください。CDや、テレビ、youtubeとは、また違った感動がありますよ。


エディブルフラワー

2015-04-15 21:21:36 | 手作り

福山に次男を送って行った時、マンションの大家さん、園芸店を1階でされているのですが、ご挨拶に行ったら植木を頂いてしまいました。

食べられるパンジー、エディブルフラワーというのですって。
2種サラダプレートに作ってみました。

うちで育てているローズマリーの花

これも食べられるって最近知ったので、一緒に入れてみました。
きれいでしょ。

バルサミコ酢をかけてみたら、ローズマリーの方はいい香り、葉を入れるよりマイルドで、食感もよくてサラダの味が三倍増し。

パンジーは、無味無臭です、もう少し濃い味をつけてみてもいいかもしれません。
食感は、食用菊の水煮と似ています。
置いてあるだけで、うれしくてテンションが上がり、食欲が増します。

初めて出会った食材を、使うときは、まずは、もっとも素材がわかりやすいシンプルな調理法、それからおすすめされている調理法を試します。
そして、だんだんと自分の方へ引き寄せていきます。でも、全部自分の味にしてしまうことはない、それだと、新しい味と出会った意味がないって思うのです。

よそから来た味と、自分が好きな味が出会って、自分の好きな味に何かプラスした新しい好きな味が生まれます。

そこが、出会いのおもしろいところ。
いただきます。












子育てサロン4月

2015-04-14 22:00:24 | 子ども

今日は新年度初めての子育てサロン。
朝から雨です。こんな日は人がすくないかと思っていたら、思ったよりたくさん人が来て、狭い会館は親子連れで一杯になってしまいました。

そして、最近少なくなっていた2歳児が半数以上を占めました。
今日は、新年度とあって、初めて来られた方も多いので、自己紹介ゲームをY・YさんS・Yさんがしてくれました。
子どもたちのお名前を呼んだ後、お母さんたちにお子さんの誕生日順に並んでもらいました。初対面でも、お互いの誕生日を聞き合わなくては、並べません。こうやって簡単なゲームをすることで、コミュニケーションをとってもらうことが目的です。

並んだら、前後の人でペアーになり、お互いに赤ちゃんの名前の由来を話してもらいます。しばらく話したらメンバーチェンジ。
ちょっと段取り通りには行かないところがありましたが、お母さんたちリラックスしてたくさん話してくれていました。

それが終わると、色紙でつくった桜の花に、自分たちの名前を書いて、一人づつボードにつくってある木に貼っていきます。
どんどん貼って、木が、たくさんのお名前の花でいっぱいになりました。

11ヶ月の双子のNちゃん、Mちゃん一ヶ月でずいぶん大きくなっています。
一人ずつ抱っこしていると、Nちゃんは熟睡。Mちゃんはおもちゃのフライパンや、ガラガラをもって上機嫌。
2歳すぎのAくんは、サロンにある車のおもちゃを一列にズラッと並べて、遊んでいます。
Rちゃんは、冷蔵庫がお気に入り、他の子どもが来たら、中を見せないようにしてしまいます。
ササッと、他の子を体ごと、さえぎるのです。
「「貸して。」って言うんだよ。」と、どうしてもその中のモノであそびたいKくんにいうと、「貸して。」と言います。
すると、Rちゃん、Kくんが欲しいハンバーグだけをさっと冷蔵庫を開けて渡しました。すぐに閉じましたが、Kくんに「「ありがとう。」っていうんだよ。」というと、「あーとー」と腰からうなずくように言いました。
Rちゃんにっこり。さっきまでの緊張した顔が嘘のようです。
それから、私にも、パイナップルをくれました。
2歳児って、本当に素晴らしいです。

それから、Oさんが絵本を読んでくれましたが、みんな座って一生懸命絵本の世界に入り込んで見てくれました。

今日も楽しいサロンになりました。

サロンのあと、4月になって新調したスタッフエプロンに名前をつけるためにMさんと、近所のショッピングモールに布プリを買いに行きました。
手芸屋さんにあるかと思ったら、電気屋さんにありました。
遅いランチを食べたあと、家に帰って、名札の原稿をパソコンを使って二人でアーでもない、こーでもないと製作。ここまでで、今日は時間切れ。続きはまた今度。
下は、ご近所のマンサクの垣根。毎年楽しみに待っています。今年も満開。
家人は知らないでしょうが、いつも幸せを頂いています。


贈り物

2015-04-13 22:13:22 | 哲学

生徒のSさんが、ビーズ作りをされていていて、きれいだなぁ。と思っていたら、先日、ちょっとしたことのお礼に、「先生に。」と頂いてしまいました。
しかも、3点セット!!

すごくきれいです。私の服によく似合います。ただ、頂いただけでなく、普段の私の好みや、服装をよく見てくださっていたんだなぁ、と、感動しました。

それから数日後、Sさんのレッスンが終わって数分後、昼食を食べようと用意していたら、ピンポンとベルが鳴るので、玄関に出たら、「先生、忘れ物したから、それから、主人がお昼を作って待っていてくれたので、少しだけおすそわけ。」

花柄のナプキンをあけると、野菜たっぷりのサンドイッチ。
調度、お昼時。一人分だけだといい加減なものばっかり食べている私を気遣ってくれたのです。

退職されてご在宅とはいえ、ご主人の手作りということにもびっくりですが、私の状況に合わせたものをちゃんと考えてくださっていることに感動です。

贈り物って、ただ、お義理で物を渡すというだけではなくて、こんなふうに、その人の環境や、状況、考え方を見て渡すと、相手を大切に思っています、そういう気持ちがつたわるんだなあ。と学ばせていただきました。

そう思うと私は、あまり人のことを見ていないかも。ぼうっとしていて・・・。
普通の、あたりまえの生活の中でも、誰かを思い、ちゃんと見ていれば、幸せを作ることができるのに・・・。自分のことばっかり。




フェランディスになった気分で

2015-04-10 21:50:27 | フルートレッスン

さて、今日は午後から時間があったので、昨日残したシューベルトのしぼめる花、序奏と変奏を、フェランディススタイルで演奏してみました。

シューベルトの書いた歌曲集「美しき水車小屋の娘」。
若者が水車小屋の娘に恋をしますが、失恋し、川に身を投げて死ぬという連作の散文詩があります。

その中の詩の一つ「しぼめる花」
「彼女が僕にくれた、お前たち花の全ては、僕と一緒に墓に埋められるがいい。ー中略ーいつの日か、彼女が墓の側を通り過ぎながら『あの人は誠実だった』と心の中で思うなら! その時、すべての花が咲き出るがいい!五月が来たのだ、冬は去ったのだ。」

感じやすく、繊細で、取り扱い注意の若者。些細なことで、落ち込み鬱々とし、全てを破壊する。消極的復讐・・・。
年代は違いますが、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」を彷彿とします。

その序奏は、情熱を秘めた陰鬱で長いフレーズ、しかもピアニッシモ。センシティブな若者の内面のイメージ。
ブレスコントロールがとてもむずかしいです。

フェランディスがマスタークラスで言っていたロングトーンで吹くときには、頭上を指して、「この上から、
下まで、使って息を入れると、長い音はいくらでも吹けます。」

不思議でしょ。
頭の上から足元まで息が循環している感じ。
イメージしながら吹いてみると、確かに長く安定して吹けます。

テーマはppのままレガートでHからEまであがりますが、音程を取る時に、眉間のわさびポイント、鼻の奥を開き、歯と唇の間に息を入れて吹いてみると、なめらかにいけます。
いろいろ応用できますが、バリエーション7のタンギングで延々続くスケールは、口先だけでなく、つま先から、腹を使って切るようにすると、ffでも楽に最後まで行けます。

学ぶは「真似ぶ」から来ているそうです。
身につくまで時間はかかるかもしれませんが、しばらく真似を続けたいと思います。


フェランディスのプログラムを吹いてみよう

2015-04-09 23:11:34 | フルートレッスン

やっぱり、音楽はいいなぁ。とフェランディスの演奏の余韻を思いっきり引きずった今日一日。

プログラムの曲を引っ張り出して、練習です。
ユーのファンタジー。
足をカクンとやってみて、骨盤をフリーにします。
鼻の片方を押さえて、息を吸って豚の鳴き声を出してみます。それから、口の事は忘れて、唇と歯の間にも空気を入れる感じで、吹き出します。
初めの高い音のロングトーンが、いつもより伸びる感じがします。
そして長いタンギングのカデンツァ。
舌で切るのではなく、足のつま先から身体の中を遠てくる息全体で切る感じ。
息が足りなくなるところが、力強いタンギングで一気に吹けます。

バッハのソナタ、BWV527
楽譜をネットで探したら、ISMLPで、原曲はオルガンですが、ヴァイオリンとピアノに編曲したものがありました。

バロックは、木管フルート、トラヴェルソ、リコーダーの音色を意識して、再現するのは難しい・・・。
フェランディスの音への集中、全体を構成するフレーズ感をイメージしながら演奏すると、バッハがより楽しくなってきた。
この人のバッハは本当に絶品です、絶対聴くべき!って、興奮しすぎかな。


ブラームスのクラリネットソナタ。これもISMLPで、クラリネットは原曲は転調しないと吹けませんが、やはり、ヴァイオリンとピアノの編曲版がありました。これを多分、ほとんどオクターブを上げて吹いています。

太い音で、特に一楽章はパワーがいります。重厚なフォルテって難しい。
そして、2楽章が美しい。いつかどこかでやりたいです。


プーランクのソナタ
これは何度もやったのですが、自分で解釈していたのは少し激しすぎたかも。
軽さを意識。顔のわさびポイントに光を当てて吹くと、高音が、なめらかにでやすいです。とくに、3楽章の軽妙さを出すには、その方法が必要です。大変なので必死で音を出してしまいやすいのです。

アンコールの2曲もISMLPにありました。原曲はヴァイオリンとピアノ。
ドボルザークのロマンティックなピースの、第1曲と第2曲
ロマン派は太い音でといっても、第1曲はp、このはじめの歌いだしが、本当に繊細で美しかった。
第2曲は、チェコの民族音楽の撥弦の感じです。
空気で切ると言われた意味がわかります。たっぷりの空気で切ると、柔らかい感じがしますが、ピアノがガンガン鳴らしても、音がはっきり聞こえます。

シューベルトは長いので時間切れ、また明日。
早く吹いてみたい!


ジャン・フェランディスフルートリサイタル

2015-04-08 23:53:01 | コンサート

今朝はピアノのTさんとコンサートの打合せ。
8月中に地元枚方でカフェコンサートをすることにしました。
曲がまだ決まりません。二人であれこれ悩んでいます。肩の凝らない気軽に来ていただけるものにしたいと思っています。

夜は、4日にマスタークラスに参加したばかりのジャン・フェランディスのリサイタルが、フェニックスホールでありました。ピアニストは蒲生祥子さん。
パウエルの銀のフルート、C管。・・・H管で金が主流のプロの世界では珍しいことです。
彼のこだわりだと思います。

ユーのファンタジーは、マスタークラスでやったボザと同じくフランスの作曲家です。
マスタークラスで言われていたように、フランスの音楽は、暗い影があってもどこか深刻にならない明るさと軽さがあります。一音づつを大切にしながらも、長いフレーズ、音楽全体の勢いというものを大切にした演奏でした。

バッハのトリオソナタBWV527 オルガンのために書かれた曲をフルートとピアノに編曲。
この人のバッハは、いつもこんなに楽しく、躍動的なバッハがあるのか?と思ってしまいます。
さらに、マスタークラスで言っておられた、古楽器の音色を使うということがこういうことなのかということがよくわかっておもしろかったです。

シューベルトの「しぼめる花」による序奏と変奏
序奏のピアニッシモの音色。ロングトーンが聴衆を惹きつけました。
変奏の一つ一つのキャラクターの吹き分けがダイナミックで、本当に飽きさせない。

ブラームス クラリネットソナタヘ短調 op120-1
ロマン派の曲は、太った音でとマスタークラスで言っておられましたが、第一楽章の激情は、まさに太ったというか、重厚さがありました。二楽章は打って変わって美しいpで夢の世界のようでした。
3楽章はまた現実的な激しさ。音楽にストーリーがあるということがよくわかる演奏です。

プーランクのソナタは、またフランス音楽。
また音色が変わります。つややかでなめらかな一楽章。幻想的な二楽章。
そして、激しく強くなりがちな3楽章を、明るさと軽さを失うことなく、演奏。いたずらっ子のような感じでした。

アンコールは、ドボルザークのロマンティック ピースの2番、それから1番
そして、もう一度さっきやったバッハの2楽章。
いろいろな時代の個性豊かな曲を音色、テンポ、メロディを使い分け、音楽にするという意味を示した演奏会だと思いました。
マスタークラスを受講してから、演奏を聴くと、演奏で表現したいことが理解できたり、マスタークラスで伝えようとしていたことが、こういうことなんだと理解が進んだりして、とてもおもしろかった。
フェランディス 最高!


ジャン・フェランディスマスタークラス

2015-04-07 22:23:26 | レクチャー、マスタークラス

土曜日、福山から慌てて戻ったのは、ジャン・フェランディスマスタークラスを聴講するためでした。
梅田のドルチェ楽器を目指して、帰ったのですが、宝塚から例の渋滞。迂回するために中国自動車道を行きましたが、それでも、15分遅刻。・・・もったいない。

曲はボザのイマージュと、リヴィエのソナチネ。二人がボザだったので、テレマンのファンタジー12番とオーケストラスタディでドビュッシーの牧神の午後への前奏曲と、ブラームスを急遽追加でした。

ボザはニース出身。悲しくならないように、明るい音で、Allegro ma non troppoからはスペインのリズム、2泊目にアクセントを置くこと。
テレマンは、木製のフルートしかなかったことを、頭において演奏する。Bruggen (リコーダー奏者)の演奏を参考にしてdolce pで
ブラームスは全く違って、太った感じの音で、
ドビュッシーは、霧の中にいるようで、牧神がゆっくり起き上がるような感じで始めます。

立ったまま、片足をカクンとして、もう片方の足に重心をかけます。すると、骨盤が自由に動きます。
椅子に座って、先生が手を叩くと同時に立ち上がります、すると、背中が開く・・・オペラ歌手のように背中がフリーな状態になります。
立っている足の先から息を入れて、身体に息を充満させて吹きます。

口だけで吹くのではなく、中音は胸、高音と、低音は腹を使うような感じで。
顔も、口ではなく、眉間、鼻の真ん中、鼻の左右、頭頂部、耳の横に光をあてるように
唇と、歯の間にも息を入れます。
鼻の片方を指で押さえて、片方の鼻だけで音を立てて息を吸います。豚の鳴き声のような音がします。
その時の、鼻の感じを保ったまま吹きます。

特に、スタカートで演奏するとき、レガートで練習してから、スタカートにします。
眉間をわさびポイントを意識して、息は長く、出口の口は狭く。
舌は縦に小さく動かし、身体の奥の方の息で切ります。
高音のメロディなどは、特に、腹から息をふきます。口は小さく。
ブレスをするとき、上顎を固定し、下顎を下に動かして息をとります。
ブレスを上に取りに行ってはいけない。ブレスの前に自由になるイメージで、力を抜くと息が入ってきます。
一つの音だけを歌わない、全体のイメージが大事です。
自分の出来る音楽ではなく、やりたい音楽を常に考えましょう。

もう何度も参加していますが、息を使って演奏すること、息は、口の周りだけのことではなく、身体全体、部屋の空気、音を体全体を使って、部屋に充満させます。
そのために、身体を自由に動かすためのワークを何種類も考え、伝えようとされています。

Bruggen、youtubeで聞いてみましたが、とってもいいです。リコーダーで、吹くテレマンはイメージが違いました。大きな音は出ません。
それから、膝カックンと、わさびポイントで演奏すると、本当に音が変わります。
誰でも実践できることで、伝えようとしていることがよくわかりました。


尾道

2015-04-06 22:22:30 | 紀行

金曜日から次男を福山に送ってきました。おかげでブログを一日お休み。ごめんなさいm(_ _)m
9時ころに出て、ガンガン走って・・・夫ですが。枚方から福山まで250キロ。12時前についてしまったので、足を伸ばして尾道まで行ってしまいました。
瀬戸内を間近にのぞみ、裏はすぐ山で、坂道で有名です。
見えているのは向島です。開運で栄えた街。フェリーの発着場があります。
尾道城は、戦後建てられた博物館ですが、今は閉鎖されて廃墟化しているそうです。雨に打たれてちょっと寂しい感じです。



ずっと雨だったので、坂道を登るのは断念し、フェリー乗り場の横のお店でお昼を食べたあと、商店街を行きました。
商店街から路地をのぞけば、桜と急坂が見えます。小京都と呼ばれ、古い町並みが残っています。


商工会議所は大正生まれ。商工会議所としては日本最古の鉄筋建築物だそうです。


こっちは、昭和初期かな?閉店中。
金たらいのなかには金魚と出目金。なんだか懐かしい街です。


こちらは、銭湯をカフェと雑貨店に改装して使っているお店です。
男湯、女湯ののれんをくぐっていけば、服入れやはかりがそのまま置いてあります。、


小さな路地が私のつぼでした。くすり屋さんの看板キャラも、ひなびた感じ。


福山に行くまでにずいぶん時間がかかりました。


日本の曲集比較検討

2015-04-02 22:45:00 | 名曲

今日午前中はピアノTさんと、次の企画の相談。
樟葉で気軽なカフェコンサートをしたいと思います。
選曲ですが、「いつがいい?」と聞くと、Tさん「春はもう間に合わないよ。」
「夏は?」「練習間に合うかな?」
「大丈夫、大丈夫。」
8月某日に決定。

選曲は、ドボルザークのソナチネと、日本の季節の曲をしようと思います。

林りり子さん編のフルートの優しい小品集 
赤いサラファン ロングロングアゴー 七つの子 あかとんぼ サンタルチア 山の別れ

合奏してみたら、りり子さんの編曲は、明るく素直、イタリアのヴィルトォーゾの影が全くない感じです。七つの子とあかとんぼだけ、不協和音は入るは、拍子は変わるわで。全く曲想が違うと思ったら、林光さん編曲でした。
従兄姉だったらしいです。
それで、思い出した林光さんの日本歌謡を主題としたフルートとピアノのための変奏曲集

赤とんぼ、宵待草、花、七つの子が入っています。

七つの子を演奏してみたら、林りり子編版とVar1.2はほとんど変わりません。Var.3は、「あれ?あれに似てる。尾高尚忠のフルートコンチェルトの第3楽章ちょっと吹いてみました。「そうかなぁ?」とTさん。私だけか。
「同じ時代だし、まあ、不思議ではないね。」とTさん。
赤とんぼの演奏してみましたが、ちょっとカフェには、向かない感じなので、次の曲集。

高橋曜子さん編曲のやさしいフルート曲集 日本の郷愁
春よ来い 故郷 十五夜お月さんーうさぎ 村祭り 早春賦 荒城の月幻想曲 赤い鳥小鳥 からたちの花 椰子の実 小さい秋みつけた 紅葉 五木の子守歌 リンゴ追分

山口智子さんのフルートのための日本の名曲小曲集
春、夏、秋、冬のメドレー 昔話メドレー 子守唄メドレー 夕焼け小焼け 花 朧月夜 花嫁人形 月の砂漠 荒城の月 赤とんぼ 芭蕉布 蘇州夜曲 思い出のアルバム 故郷

高橋曜子さんのものは、正統派クラッシック的な編曲と、原曲のイメージをほとんど変えないものが多いです。
山口智子さんのものは、変奏の部分はオブリガートになっていて、ピアノか、フルートかどちらかがちゃんと原曲を弾いていて、間奏以外はほとんど原曲を活かしています。
ポップでわかりやすい感じなので、カフェには合いそうです。

今日の自宅ランチはトルティーヤ他。


お昼を挟んで、いろいろ検討してなんとか方向性が決まりそうです。
楽しくなってきました。