やっぱり、音楽はいいなぁ。とフェランディスの演奏の余韻を思いっきり引きずった今日一日。
プログラムの曲を引っ張り出して、練習です。
ユーのファンタジー。
足をカクンとやってみて、骨盤をフリーにします。
鼻の片方を押さえて、息を吸って豚の鳴き声を出してみます。それから、口の事は忘れて、唇と歯の間にも空気を入れる感じで、吹き出します。
初めの高い音のロングトーンが、いつもより伸びる感じがします。
そして長いタンギングのカデンツァ。
舌で切るのではなく、足のつま先から身体の中を遠てくる息全体で切る感じ。
息が足りなくなるところが、力強いタンギングで一気に吹けます。
バッハのソナタ、BWV527
楽譜をネットで探したら、ISMLPで、原曲はオルガンですが、ヴァイオリンとピアノに編曲したものがありました。
バロックは、木管フルート、トラヴェルソ、リコーダーの音色を意識して、再現するのは難しい・・・。
フェランディスの音への集中、全体を構成するフレーズ感をイメージしながら演奏すると、バッハがより楽しくなってきた。
この人のバッハは本当に絶品です、絶対聴くべき!って、興奮しすぎかな。
ブラームスのクラリネットソナタ。これもISMLPで、クラリネットは原曲は転調しないと吹けませんが、やはり、ヴァイオリンとピアノの編曲版がありました。これを多分、ほとんどオクターブを上げて吹いています。
太い音で、特に一楽章はパワーがいります。重厚なフォルテって難しい。
そして、2楽章が美しい。いつかどこかでやりたいです。
プーランクのソナタ
これは何度もやったのですが、自分で解釈していたのは少し激しすぎたかも。
軽さを意識。顔のわさびポイントに光を当てて吹くと、高音が、なめらかにでやすいです。とくに、3楽章の軽妙さを出すには、その方法が必要です。大変なので必死で音を出してしまいやすいのです。
アンコールの2曲もISMLPにありました。原曲はヴァイオリンとピアノ。
ドボルザークのロマンティックなピースの、第1曲と第2曲
ロマン派は太い音でといっても、第1曲はp、このはじめの歌いだしが、本当に繊細で美しかった。
第2曲は、チェコの民族音楽の撥弦の感じです。
空気で切ると言われた意味がわかります。たっぷりの空気で切ると、柔らかい感じがしますが、ピアノがガンガン鳴らしても、音がはっきり聞こえます。
シューベルトは長いので時間切れ、また明日。
早く吹いてみたい!