ひろの映画見たまま

映画にワクワク

タイ映画ではじめてのパルムドール賞受賞の「ブンミおじさんの森」

2011-06-10 17:26:08 | 映画

タイ映画で、初めてカンヌ映画祭グランプリを受賞した。

ただ、この映画、よくわからない、不思議な映画だ。

タイ北部の山村に住む中年のブンミおじさん。

腎臓を患って、死が近いので、亡き妻の妹と彼女の息子トンを呼び寄せ、

三人で食事しているところへ、亡き妻が現れる。

このあらわれ方が、自然なのだ。

19年前に亡くなり年を取らないからわかいままだが、まわりのひとは、特に驚くでもない。

さらに、失踪していなくなっていた、息子がサルの面をかぶったような状態で現れる。

目は赤く光り、暗い場面では不気味だ。

そして、死が近づいたブンミおじさんが、前世を想像し、戦闘シーンなどが画面にあらわれる。

途中、きれいな滝のほとりへみにくい女王が訪れ、水もに映った美しい自分の姿に満足する。

そして、滝つぼに入っていき、大きな魚が股間ではね、恍惚となるなどわけのわからぬシーンが出てくる。

ブンミおじさんらは、山の洞窟へ入っていく。

腎臓病で、透析をしているおじさん、死に場所を求めてなのか。

途中まで、森の中のシーンが多く、実に薄暗い。

それが後半、あかるくなり、現実的になるが、そこでも離脱現象が起こる。

僧侶のシャワーシーンもえんえんとうつされる。

とりとめのない説明だが、それがこの映画の真実だ。

中で思わせぶりなセリフもあるが、

ようは、変わった映画。テンポものろく、眠りに誘われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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