キラーインサイドミー、原作の邦訳名は「俺の中の殺し屋」。
主人公は、アメリカ西部田舎町の保安官補。
上司に頼まれ、町に住む娼婦を追い出そうと出かける。
だが、帰り際、いきなり娼婦に顔をぶたれ、逆に娼婦の尻をベルトで叩きのめす。
でもそのあと、二人はセックスする。
まあ、この冒頭もショッキングだが、
そのあと、女性を殴りつけて殺すシーンが二つ出てくるが
それは、殴って殴って、殴り倒すのだ。
気の弱い人はそれだけで、気をうしないそう。
おどろおどろしい男ではないそこらにいる男が、突然それほどの理由もなしに殴って女を殺す。
いっぽう、気に食わない男性は、今度はあっさりピストルで殺す。
保安官補という隠れ蓑。
でもこの男、完全に精神異常者。
ただ、世の中の殺人事件で不可解な事件があるが、
それを言いえて妙なのか?
保安官補は、主人公なので、相手との会話とか、独り言で、みずからの立ち位置を述べる。
単純なミステリーで終わらない面白さがあるが、
えげつないだけに勧めていいものやら?