アメリカコミックの映画化だが、シリーズものでもある。
人物の関係などは、前作などを見ておいた方が、わかりやすいという。
今回は、ファーストジェネレーションというだけあって、彼らの初期の話だ。
二人のXマン。
冒頭その一人が、ナチス収容所で、母親が殺されるという事件がある。
その時彼のパワーが炸裂する。この時以来自らの力を自覚する。
Xメンはミュータントだ。要は突然変異で人以上の能力を持っている。
ただその能力が人によって異なるところが面白い。
今回は、若きミュータントを教育するという話がある。
若さゆえに恋愛物語もある。
ただ、この映画の圧巻は、やはり彼らの超能力が炸裂するラストにある。
それも舞台が、キューバ危機で米ソが対立しているところだ。
ケネディーがテレビで出てきたり、本物っぽいが、これはフィクション。
敵は、米ソを戦わせて地球を破滅させようともくろむ、これまた強力なミュータント。
SFXを駆使してのバトルは筆舌では語れないすごさだ。次から次へと繰り出されるバトルだから。