主人公は、外交官黒田康作(織田裕二)。
前作「アマルフィ」に続いて、ヨーロッパでの活躍。
日本映画も国際的に活躍するようになった。
ストーリーもかなり大がかりで、二転三転。
隠された謎が徐々に明らかにされる。
物語の伏線が、前半に出てくるが、
その伏線がいくつもあって、ちょっと目が離せない。
そのおかげと、途中仕掛けがあって銃撃されたり、
逃げ回ったり、車の事故があったりと、
次々と事件が発展するので、目が釘付けだ。
ただ、後半近く、ラブロマンス的になって
話は柔らかくなるが、またもやどんでん返し。
話にかなり無理もあるが、その場は納得。
銀行の融資やマネーロンダリングの話も出ておおがかり。
主に、絡むのは、殺害された日本人投資家に第一発見者(黒木メイサ)と、この事件の直接操作にあたる
インターポールの刑事(伊東英明。