おすすめ度 ☆☆☆
アクション映画好き ☆☆☆★
マッドデイモン主演の「ジェイソンボーン」は、3部作で完結したかに見えたが、今回9年ぶりに復帰した。
記憶を亡くした世界最強の暗殺者。
今回もまた、ボーンの正体がわかるというのぞみで、事件に巻き込まれ、CIAに追いかけまくる。
だが、雑踏の中での逃走劇など、彼を追いかけるほうは、並大抵ではない。
CIAのボスに、トミーリージョーンズ、その部下で、のちにボーンの味方となる「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダーが今回参加して、物語を引き立てている。
カーチェイスをはじめとするアクションシーンは健在で、楽しめるが、ほかに同様な作品が出てきて、アイデア勝負はなかなかむつかしい。
特にこの映画の特徴である、ブレまくるカメラ。確かに臨場感はあるのだが、全編を覆うので、映画酔いしそう。
バンサンカッセル扮する戦闘員とのタイマンも安定した造りになっている。
いずれにせよ、逃げまくるボーンだけに、すかっと感がやや欠ける感じ。
また続編があるのだろうか。デイモンももうお歳だけど。