おすすめ度 ☆☆☆
アート映画好き ☆☆☆★
フランス・アメリカ・デンマーク合作
R15+ かなりグロい画面があります。
ニコラス・ウィンディング・レフン監督作品
中間色が見えづらい色覚障害を持っており、色彩コントラストの強い独特な画面構成になっています。
モデル、写真と、芸術的展開なので、その色彩の使い方と音楽の使い方が抜群に良くて、本題とは別に映画の価値は高い。
主人公は、16歳のジェシー。エル・ファニングが好演。
田舎出だが、なかなか洗練されており、美を強調しているが違和感はない。
写真撮影、モデルシーンと美しいシーンが続く。
一方で、美意識のディスカッションが所々に挟まる。
ラストに向けて、ジェシーの成長を見せるが、その成長が、エロくグロい方向へと進む。
一方、縦長の廊下が多用されたり、装飾なしで男女二人だけの場面があったり、なかなかの凝りよう。
だが、ラストのグロシーンは、まさにえぐい。