ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「WAR DOGS ウォー・ドッグス」、武器商人の若者の実話をコメディに!

2017-07-25 18:38:38 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開

『ハングオーバー! 』シリーズのトッド・フィリップス監督最新作! ! 


ジョナ・ヒルとマイルズ・テラーが笑いの火薬庫に火をつける。

単なる地元の武器商人が、米軍の頭脳と精鋭たちが集結するペンタゴンだけでなく、敵である筈のアフガニスタンにまで手を伸ばし富を得た馬鹿な若者二人が主人公。

実話に基づくコメディ。

武器商人の若者、政府の仕事が、ネットで落札される現状を利用。大企業のできない、隙間を狙ってあぶく銭を稼ぐ。

ただ、危険がいっぱい、イラク戦争当時なのに、武器の買い付けにアルメニアまで出向いたり、ヨルダンからバクダッドへ、陸路をトラック輸送するなど、怖いもの知らずの綱渡り。

最後の大勝負は、だまされて中国製を米軍に売るという大ばくち。

まあ、結構ひやひやさせられるシーンがあり、引き込まれるが、お笑いコンビが以外とシリアスなので、笑えない。

ちなみに、ジョナ・ヒルは、結構太って出演、ゴールデングローブ賞にノミネイトされている。


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「アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発」、心理学者の半生!

2017-07-25 13:39:01 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

心理学好き ☆☆☆

アイヒマン(ナチスドイツで、ユダヤ人を強制収容所に送った重要人物)が、南米で捉えられ、イスラエルで裁判にかけられた1960年。

同じころ、「なぜ、どのようにホロコーストが起きたのか」「人間はなぜ権威へ服従してしまうのか」を実証するため、電気ショックを用いた実験を行った心理学者がいた。その名は、ミルグラム。

その実験は、アイヒマン裁判の翌年に行われたので、「アイヒマン実験」と呼ばれた。

本映画は、その「アイヒマン実験」を行ったミルグラムの半生である。

日本語タイトルは、人の目を引くが、正確ではない。原題は、実験者。

映画の前半は、この実験を丁寧になぞっており、途中からミルグラムが語り出すというスタイルをとっており、むつかしい心理学実験を解説してくれる。

後半は、大学を転々とし、実験に対する批判に耐えながら、本にして出版、テレビにも出演。夫人とのやり取りも続く。

心理学実験に興味ある方には、面白い話だが、興味がないと難解な学問話をきかされることに。

ミルグラムを演じるのはピーター・サースガード。コリンファースにちょっと似ているが、小ぶりだ。

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