おすすめ度 ☆☆☆
オーストリア・ルクセンブルク合作
R15+ ヌードシーン満載 セックスシーンも
20世紀初頭に活躍し、28歳の若さで早逝した画家エゴンシーレの半生記。
幼少のころから画才が認められ、妹のヌードを絵にして有名に。
美術アカデミーから芸術集団へ。
グスタフ・クリムトに師事し、彼のモデルヴァリを払い下げられる。
幼女性愛とみられるが、ヴァリと結婚。
第一次世界大戦勃発、二人とも軍隊に。
病に犯され、二人とも死ぬ。
シーレは、28歳の若さだ。
題名の「死と乙女」は、シーレの代表作でもあり、この映画のモチーフでもある。
絵を描くシーンは少なく、シーレと女性との遍歴に重点が置かれ、シーレ役のノア・サーベトラの端正なたたずまいが持て男を代表している。
冒頭は、死の床を描いているが、その後は、年代順にシーレの女遍歴が描かれる。
ちょっと変わった画風のシーレを知るだけでも得をする映画。