ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「3月のライオン 前編」、将棋青年の悩み

2017-09-28 15:00:36 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

将棋好き ☆☆☆☆

羽海野チカの大ヒットコミックの映画化。

藤井聡太四段が、最年少で連勝記録にいどんだ今年の初夏。一時は将棋の記事が紙面をにぎわした。

本映画も、青年の成長物語でもあるが、将棋の楽しさはバッチリ描かれており、まさに時宜を得たといえる。

主人公の桐山零。やややせ形で頼りなげな雰囲気を、神木隆之介が見事に演じている。

幼いころに、両親と妹をなくすという、まさに孤児。さらに友達がいないひとりぼっち。独立して生活している。

父の友人の将棋師に拾われ。将棋の道を歩む。

ほかに、趣味もないことから、まさに将棋漬けの日々。

そんな彼だが、倒れているところを助けられた3姉妹。

将棋師の娘とは、師に将棋を習った幼な友達。将棋のライバルでもあるが、恋愛の対象でもある。

そんな、零の個人的な人生経験と、将棋人生。

将棋の対戦は、棋士の顔のアップで、緊迫感をもり上げ、いい役者をそろえて、緊迫感がある。

前後編だが、前編でも完結しており、これだけで楽しめる。

将棋ファンだけでなく、楽しく見れる映画だ。

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