おすすめ度 ☆☆★
バレー好き ☆☆☆★
ミルピエが芸術監督として手掛ける新作公演「クリア、ラウド、ブライト、フォワード」完成までの40日間に密着。
まさにバレー公演の舞台裏。
興味のない人には、どうでも好いかも
名門パリオペラ座、代々有名な監督たちが君臨してきたが、30代後半で抜擢されたミルピエ。
独創的なアイデアで次々と仕事をこなしていくさまは、仕事師の感しきり。
自らが、踊って見せることでダンサーへの理解を早め、音楽や衣装、舞台などこまごまと決めていく。
40日間は長いようで短い。
それぞれのパートでダンスシーンがあるので、通してのバレーは見られない。
それにしても、この公演後、早々と監督を降板しているが何があったのだろうか。
個別的に丁寧に教えていくので、スパルタ的なところはない。
でも指導によって、だんだんと舞台がよくなっていくのはさすが。
114分、バレーの舞台裏を見せられる。