おすすめ度 ☆☆★
お酒好き ☆☆☆
PG12 酒飲みの話ですから
吉田類は、酒場詩人と呼ばれ、テレビ「吉田類の酒場放浪記」が放映されている。
本映画は、吉田類を舞台回しとした、オムニバス3部作。
最後の「ふるさと酒場土佐っ子」では、主人公を務めている。
3部作とも、題名通り、ほろ酔い酒場で、第1話はアイドルが、酒場に逃げてくる。そこは、ホッピー酒場で、みんな酔いつぶれハッピーになる。
第2話は、どつぼ酒場で、やくざの親分に絡まれ、美魔女に相手にされと、散々な目に。
第3話は、酒場の話だが、幼いころ、土佐で密造酒を作っていた家庭のことを回想。
いずれも酒がらみで、こちらまで酔っぱらってくる。
吉田類は、映画初出演らしいが、終わり近くで河島英五の代表曲「時代おくれ」を情緒豊かに歌い上げる。
この歌とともに、酒場通いしたものは、ほろ酔い酒場の雰囲気に浸り、しんみりと人生を思い出す。