おすすめ度 ☆☆☆
PG12
ベンアフレックが、「ミスティック・リバー」などのデニス・ルヘインのノワール小説を映画化した犯罪ドラマ。
禁酒法時代のボストンから物語は始まる。
ジョーは、父が警官なのに、自らギャングになり、強盗に明け暮れ。
アイルランド系とイタリア系の二つの組織が抗争していたが、アイルランド系マフィアの情婦エマに惚れてしまう。
銀行強盗して、エマとロスに逃げるつもりが、組織に追われ、結局警察につかまり、刑務所へ。
銀行強盗時のカーチェイスは、当時のクラシックカーなので、スピード感はないが、それなりに面白い。
129分の長尺で、話が盛りだくさん。やや散漫すぎて、ちょっと、見るのがつらい。
その後も、やくざの抗争から手を引けず、KKKの襲撃など新たな展開もあって銃撃戦は続く。
女に惚れやすいのも玉に瑕で、火種をまき散らす。
ラストは、因果応報で、父子家庭で暮らすことになる。
ベンアフレックも、クリントイーストウッドを真似たいと思っているが、端正な顔立ちが邪魔して渋みが足りない。