おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
ファッション界の話なので、興味がないとちょっとついていけないかも。
パンク・ファッションの産みの親にして、現在英国で最も重要なデザイナーであるヴィヴィアン・ウエストウッドを題材にしたドキュメンタリー。
御年77歳にして、環境問題に取り組むなど、現役バリバリ。
生まれながらの、画才を生かし、ファッション界に殴り込み。
パンクファッションの流行に乗って、怖いもの知らずの進撃。
デザイナーの裏の仕事も描いていて、彼女のすばらしさがいや増す。
3年間にわたって密着取材を行い、秘蔵映像や痛快な名言の数々とともに彼女の生きざまがクローズアップ。
1993年には、ドラマティックなまでにヒールの高いシューズ“スーパー・エレベイテッド・ギリー”を履いていた、スーパーモデルのナオミ・キャンベルがキャットウォークで転倒。ファッションニュースのトップを飾るほど話題になり、同じ靴がロンドンの博物館に納められた。そして遂には、エリザベス女王から〈デイム〉の称号を授けられる。
決して美人とは言えないが、魅力満載、きびきびとこなす仕事ぶりは、あこがれの的だ。