おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)
文学好き ☆☆☆★
2019年1月1日に生誕100周年を迎える小説家J・D・サリンジャーの半生を描いたドラマ。
1939年、作家を志しコロンビア大学の創作学科に編入した20歳のサリンジャーは、大学教授ウィット・バーネットのアドバイスで短編小説を書き始める。
劇作家のユージン・オニールの娘、ウーナ・オニールに出逢い一目惚れします。
だが、なかなか出版の話がまとまらない。
やっと話が来た時に、第二次世界大戦が勃発。うやむやに。
1942年、サリンジャーは陸軍に入隊。前線で苦労します。
一方、恋人のウーナはチャップリンと結婚してしまいます。
ドイツ降伏後もドイツにとどまり、ナチスの捜索などに従事。神経を病み、ドイツの病院に入院します。
紆余曲折の末、「ライ麦畑をつかまえて」を完成、出版されます。
やっと日の目を見て、だが、その後、作品が出版されることはなく、結婚はしますが。、91歳で天命を遂げます。
淡々と、事実の積み重ねで、サリンジャーに興味がないと、見飽きます。
サリンジャー文学の裏話が披露されているので、そちらの興味のある方には、たまらないでしょう。
サリンジャーをニコラス・ホルトが演じています。