おすすめ度 ☆☆★
哲学的な映画好き ☆☆☆★
第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ。
3年前、元恋人が自殺した。その時、初海は、別れていたのだが。
それがトラウマで、小学校教師を辞め、蕎麦屋で働いていた。
だが、そんな初海に転機が。
蕎麦屋が廃業、元恋人の手紙が届く(恋人の母親から)、蕎麦屋の客に惚れられる。学校時代の教え子のDV.
いろんな出来事を、淡々と紡いでいきながら、生きることの意味を問う哲学的映画。
繰り返してみると、良さがわかるかも。
淡々とした展開なので、あまり、心に響かない。
最期に、金沢の元恋人の母を訪ねるも、
桜と菜の花が同時に咲く町。立川市。
四月の長い夢を象徴。
監督 中川龍太郎
初海役 朝倉あき