ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「四月の永い夢」、3年前の恋人の死から抜け出せない女!

2019-01-28 17:17:12 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

哲学的な映画好き ☆☆☆★

第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ。

3年前、元恋人が自殺した。その時、初海は、別れていたのだが。

それがトラウマで、小学校教師を辞め、蕎麦屋で働いていた。

だが、そんな初海に転機が。

蕎麦屋が廃業、元恋人の手紙が届く(恋人の母親から)、蕎麦屋の客に惚れられる。学校時代の教え子のDV.

いろんな出来事を、淡々と紡いでいきながら、生きることの意味を問う哲学的映画。

繰り返してみると、良さがわかるかも。

淡々とした展開なので、あまり、心に響かない。

最期に、金沢の元恋人の母を訪ねるも、

桜と菜の花が同時に咲く町。立川市。

四月の長い夢を象徴。

監督 中川龍太郎

初海役 朝倉あき

 

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「星めぐりの町」、豊田市のご当地映画。小林稔侍主演!

2019-01-28 13:32:23 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

豊田市好き、小林稔侍好き ☆☆☆★

山の豆腐屋に、震災被害の子が預かられる。はじめ殻に閉じこもっていたが、だんだん打ち解ける。豊田市で地震があり、それを乗り越える少年。

小林稔侍が、初主演だという。もともと、高倉健で映画化のはずだったとか。

豊田市のご当地映画で、自動車の町のイメージが、のんびりした田舎町に。それも山奥。

豆腐屋というのも、ひとつのみそ。京都の豆腐の分家らしい。

ただ、自然、特に水がいいのでおいしい豆腐が作れるらしい。

壇蜜が、豆腐屋の娘で、その色恋も。

監督・脚本(黒土光男)が、東日本大震災の被害者で、豊田市に住んだということで、体験が映画を作らせた。

題名の「星めぐり」は、後半に出てくる、宮沢賢治の「星めぐりの歌」から。

一人の少年の挫折からの再生物語。

やはり小林稔侍の貫禄十分。

 

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