おすすめ度 ☆☆☆
テニス好き ☆☆☆★
題名から、セックス映画と誤解しそう。これは、Sex(性)、すなわち男女対決テニスの話。
最期のマッチプレイは、かなり真剣にテニス試合を描いています。
これ事実あった話で、実話ものです。
73年、女子テニスの世界チャンピオンであるビリー・ジーン・キングは、女子の優勝賞金が男子の8分の1であるなど男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、仲間とともにテニス協会を脱退して「女子テニス協会」を立ち上げる。
そんな彼女に、元男子世界チャンピオンのボビー・リッグスが男性優位主義の代表として挑戦状を叩きつける。
ギャンブル癖のせいで妻から別れを告げられたボビーは、この試合に人生の一発逆転をかけていた。
一方、キングは、夫がいながら、美容師の女とレズの関係に。
まあ、そんな裏事情がありながら、基本二人のマッチ試合。
今では、事情は変わって、女性の権利も認められ、LBTも公に認められるようになっている。
ただ、まだ完全ではないので、この映画は、警鐘に値する。
キングをエマストーン、リッグスをスティーブ・カレルが演じています。