おすすめ度 ☆☆☆
サスペンス映画好き ☆☆☆★
フランス・ベルギー・ポーランド合作
「戦場のピアニスト」の鬼才ロマン・ポランスキー監督作品。
フランスの女性作家デルフィーヌ・ドゥ・ビガンの小説「デルフィーヌの友情」を原作に、ふたりの女性が織り成す危うい関係を軸に描いたミステリー。
自殺した母親との生活をつづった私小説がベストセラーとなったものの、その後はスランプに陥ってしまった作家デルフィーヌの前に、熱狂的なファンを自称する女性エルが現れる。
そして意気投合、おなじアパートに住むことに。
いろいろ、助けてもらっているうちに、デルフィーヌは、階段で大けが、松葉杖生活。
エルの身の上話を聞き、次の小説の題材にしようとする。
別荘に住むことになるが、地下にねずみがでて、殺鼠剤を購入。
エルの勧めで薬を飲むうち、体がおかしくなる。
という展開で、怪しいエルの存在が、この映画のキーポイント。
ミステリーの名手ポランスキーの腕にはまると面白い。
エマニュエル・セニエとエバ・グリーンの演技合戦。