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ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「デビルズノット」、アメリカで実際に起こった未解決事件

2015-07-05 11:15:18 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

未解決事件に興味のある方 ☆☆☆☆

1993年のアメリカ合衆国アーカンソー州ウェスト・メンフィス。5月のある日、三人の児童が行方不明となり、後に無残な死体となって発見された。後に地元警察は、容疑者として三人のティーンエイジャーを逮捕する。

「ウェスト・メンフィス3事件」として免罪のレッテルが貼られている。

一人が死刑、二人が終身刑。

1996年、この裁判を追ったドキュメンタリー映画 『パラダイス・ロスト』も公開されている。

あえてこの映画をフィクション映画として描いたのはなぜなのか?

冒頭、3人の子供たちの、当日の行動と、翌日死体が発見されるまでが、淡々と描かれる。

そう、この映画はすべて淡々。

事件と関係あるかないかかわからない映像が、随所に挿入される。

例えば、レストランにいた謎の黒人。


そして、翌日子供たちの死体が警察により発見される。この画面は、かなり省略的。

そして徐々に、犯人とされるオカルトチックな少年たち。

それに、この映画の主役でもある、弁護士を補助する調査員。

現代に行われた魔女狩り風、裁判の実態をあぶりだすのがテーマなのか。

いずれにせよ、未解決事件を未解決として終わらせたラストは余韻を残す。(見るほうはつらい)。


コリンファ-スが調査員を、リース・ウィザースプーンが被害者の少年の母親を演じています。
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「愛のタリオ」、捨てられた女の復讐劇です

2015-07-04 19:00:47 | 韓国映画
おススメ度 ☆☆☆

R18+です。

立派な昼ドラ風映画ですが、セックス描写は念入りです。

「愛のタリオ」は、邦題で、原題は「マダムペンドク」です。タリオは「眼には眼を」ということらしいです。

前半は、田舎町、聴覚障碍者を母に持つ少女と、その町にやってきた大学教授の恋物語です。

大学教授は、妻もおり、学校で女性問題を起こし、休学。で、町民に小説の書き方を教えに来ています。

田舎町で、悶々としていた少女は、都会風の垢抜けた青年に一目ぼれをし、積極的にアプローチ。

不倫とわかりながら関係を持ち、大学に復学した教授を追いかけていきます。

そして妊娠が発覚。別れ話の最中に火事を起こし、母親が亡くなります。

二人のラブラブ関係が、執拗なセックス描写で、盛り上がります。

8年後、大学教授は、小説がヒットし、ウハウハの生活。

しかし、遊びがたたって、目に病が。

そして、復讐劇が始まります。

教授の娘が絡んだ二重の復讐劇になっています。


「私の頭の中の消しゴム」のチョウソンが、肉体美を誇示してセックスシーンを演じています。

相手役は、イ・ソムです。初心な少女と、復讐を遂げる女を演じます。ちょっと日本人受けはしないかもしれません。

韓国の昼ドラは、結構激しいセックス描写と、恨のタックで、結構楽しませてくれます。

こっそり一人で見たほうがいいかもしれません。
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「さらば愛の言葉よ」、ゴダールの3D映画です

2015-07-03 17:47:38 | フランス映画
おススメ度 ☆☆

前衛映画好き ☆☆☆☆

R+15です。

題名だけ見て、愛の映画を期待したら、まったくはずれです。

原題は「さらば言葉よ」なのに、なぜ愛がつくの、配給会社の策略。

監督ジャンリュックゴダールは、ヌーベルバーグ隆盛の1960年代から半世紀以上にわたって新たな表現を追求し続けてきました。

今回は、なんと80歳を超えて、3Dに挑戦です。

実は、京都の映画館、普段大衆受けのしない映画を上映しています。私は、てっきり2D上映と勘違い、普通料金を払ってすましていたら、300円プラスだという。

え、そうこの映画館、これを機会に3D上映に踏み切ったのです。

確かに、この作品、2Dで見たら意味ありません。

3Dの新表現が隠されているからです。

それにしても、難解。

たしかに、男と女の映画です。まして裸でうろうろ。

それに犬が絡んで

確か、犬がカンヌで賞を取っています。

3D、右目と左目で違う映像が、これあたりまえだけど、新鮮な表現。

また音が大きい、それも立体的。

言葉も豊富。

昔の映画がテレビに映っている。

この映画に耐えられる人は、映画通でしょう。
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「ハイネケン誘拐の代償」、実際に起こったハイネケン誘拐事件に迫る

2015-07-02 18:51:18 | ヨーロッパ映画
おススメ度 ☆☆☆

有名ビール企業ハイネケンの経営者が誘拐された実在の事件を映画化したクライムサスペンス。

ベルギー・イギリス・オランダ合作。

1983年、オランダの都市アムステルダムでビール会社ハイネケンの会長フレディ・ハイネケンが誘拐された。

この事件を、犯人側から描く。5人の若者たち。

倒産寸前の会社、銀行に融資を頼みに行くが断られ、父親がハイネケン社に勤めていたのを契機にハイネケン誘拐を画策。

まず資金稼ぎに銀行強盗を働くがこれは見事成功。

ハイネケンと運転手を誘拐、監禁する。ここまでは順調。

だが、金が振り込まれず、ハイネケンの力を借りることに。

そしてまんまと、3500万ギルダー(約23億円)を手にする。

素人の若者5人で、これだけの大事をやってのけたから大したものだ。

だが、後半、仲間割れというか、素人丸出しで、警察に御用。

だが、身代金のゆくえはわかっておらず、未解決事件だ。

警察側の動きは、外面的にしか描かれず、サスペンスに欠ける。

むしろ若者の、じり貧状態が克明に描写されている。

ハイネケンをアンソニーホプキンスが演じているが、彼はあくまでわき役。

95分と短いので、ちょっと物足りない感も。
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「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」、マーク・ウォールバーグがギャンブラーに挑みます

2015-07-01 19:24:17 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆

マーク・ウォールバーグ好き ☆☆☆

1974年に製作された「熱い賭け」のリメイク。

公開時期の関係か、劇場スルーの作品。

マーク・ウォールバーグが、減量して挑んだといわれている。

タイトルからすれば、ギャンブラーだからギャンブルで勝ち続けると思いきゃ。

主人公のジム(マーク・ウォールバーグ)、一端は勝つが、結局倍がけして、負けてしまい、危ない関係に大金を借金するギャンブル中毒。

昼間は、大学で講義する教授だが、ギャンブルに目がない。

父親が大金持ちで、死んだあとは母親が管理している。

そんなお坊ちゃんのせいか、本当に金にだらしがない。

で、教え子に言い寄られて、発奮。

バスケの八百長にまで手を染めて、ギャンブルにはまりまくる。

結局、ギャンブルと手を切るしか、救いようがない。

まあ、負けまくるので、7日間の期限でどうやって返すのかが見どころか。
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