おすすめ度 ☆☆☆
イギリス・フランス合作
これは、ツールドフランスを7連覇し、ドーピング疑惑で世界を騒がせたランス・アームストロングの実話の映画化だ。
日本では、自転車競技があまり知られていないが、ヨーロッパなどでは、一流の競技だ。
特に、ツールドフランスは、その過酷さで知られている。
なにしろ、23日間掛けて距離3300km、高低差2000m以上の中で競われる本当に過酷なレースだ。
そのレースに、7年間も連勝し続けた偉才がランスなのだが。
映画では、実際にどのようにして、薬物投与されているかが描かれている。
もともと、25歳でがんを発症し、手術後驚異の回復を遂げ、復活を果たしたランス。
ミケーレ・フェラーリという医師の指導の下、ドーピングを重ねていく。
そして、検査では合格という大義名分。
このレースのポイントは、山の上りだそうだ。それには、ドーピングが効果的とか。
早くから、このドーピングに疑惑の目を向けていた記者がいた、結局それが実を結び、その後の発覚へと結びつき、彼の書いた書籍をもとにこの映画は作られている。
ただ、映画自体は、日本人には、興味が薄い題材なので、それほど引き付けられない。