おすすめ度 ☆☆★
官能映画好き ☆☆☆
カンヌ映画祭パルム・ドール受賞の女優アデル・エグザルホプロスが見せつける過激な濡れ場!
どこか物憂げな少女、しかしその魅力は!
妻子ある刑務所長が、あらぬ恋をしてしまう。
大体、この刑務所甘すぎる。
所内で、セックスができるのだから
それにしても、刑務所長の職権乱用は目に余る。
そんな、いい目が続くわけがない。
それにしても、アデルのどこがそんなに魅力的なのか??
フランス映画らしい官能映画!
おすすめ度 ☆☆★
官能映画好き ☆☆☆
カンヌ映画祭パルム・ドール受賞の女優アデル・エグザルホプロスが見せつける過激な濡れ場!
どこか物憂げな少女、しかしその魅力は!
妻子ある刑務所長が、あらぬ恋をしてしまう。
大体、この刑務所甘すぎる。
所内で、セックスができるのだから
それにしても、刑務所長の職権乱用は目に余る。
そんな、いい目が続くわけがない。
それにしても、アデルのどこがそんなに魅力的なのか??
フランス映画らしい官能映画!
おすすめ度 ☆☆
青春映画好き ☆☆☆
21歳の二宮健が、大阪芸術大学の卒業制作で作った映画。
2041年、南海トラフ大地震後の西日本。
都市地区とコミューン地区に分かれ、コミューン地区はスラム化が進み無法地帯と化していた。
そこに住むジョーとアス。絵描きの娼婦アンナと出会い、彼女の絵の個展を都市区で開くための資金稼ぎに、麻薬輸送車襲撃を企てる。
しかし、そのため、闇の組織に狙われることになり、青春は燃え尽きる。
非常に若々しい映像の切り口に引き込まれる。
多分福島で撮ったであろう、寒々とした光景は閉塞した青春を描くには格好の舞台。
一方で、その近くにある海辺は青春の発散口だ。
ヌーベルバーグを、思い起こさせるみずみずしい映像は、監督の腕の確かさを表す。
ただ、こういう暴力映画が、青春の第一歩かと思うと、ちょっと寂しい。
おすすめ度 ☆☆★
家族愛映画好き ☆☆☆
ノルウェー映画。劇場未公開。
27歳の女性・シャルロッテ、少女にダンスを教えている。
ただ、父母の夫婦仲が悪く、父はアル中で入院中、介護が必要。母は、働きながら大学に通い博士号を取る予定。
恵まれたように見えて、家族愛に飢えているシャルロッテでした。
そんな彼女に、昔母が結婚して産んだ男の子(シャルロッテにとっては、父親違いの兄になる)が近くに引っ越してきたことをしり、会いたいと思っていた。
偶然か必然か、二人は出会い、気が合う。
兄には、妻も子供もいる。シャルロッテにも、友人の兄が恋人だ。
友人が結婚したこともあって、シャルロッテと兄は急激に接近。
ついには兄は離婚。シャルロッテも、恋人と別れる。
果たして、この二人の行方は。
シャルロッテと、兄とのセックスシーンがかなり丁寧に描かれているので、官能映画の側面もある。シャルロッテの女優(アイネ・マリー・ウィルマン)が結構美人で、日本人好みの女優さんなので、そういう意味では美しい。
兄妹の許されぬ恋愛という、ちょっと、怪しげさが漂うが、むしろ、さみしさを抱えた二人が自然に結ばれるので、家族愛という感じがする。
ノルウェーだから描ける題材なのか?
おすすめ度 ☆☆
カーアクション好き ☆☆☆
アメリカ・ドイツ合作
アメリカを逃れてケルン(ドイツ)へやってきた青年。そこで知り合った女性が手術のため大金が必要と聞かされ、麻薬品強奪の作業を請け負う。
だが、途中から、敵につかまり、逃げ出す、そして、高級車を次々カージャック。アウトバーンの高速道でのカーチェイスとクラッシュ。
前半は、恋愛映画、中盤はカーチェイス。となかなかの見せ場。
ただ、展開はかなり荒っぽく、ハラハラの連続。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルト主演だが、アンソニー・ホプキンス、ベン・キングズレーの大物が絡んで、映画を引き締める。
カーマニアには垂涎の作品だが、物語はいまいち。
おすすめ度 ☆☆☆★
百田尚樹原作の小説の映画化。
石油王、国岡鉄蔵の一代記。
冒頭、太平洋戦争末期、米軍機が焼夷弾を投下するシーンから映画は始まる。
第二次世界大戦は、石油戦争ともいわれ、アメリカに石油の根っこを押さえられたから負けたともいわれている。
その石油の販売を一代の仕事とした男の物語である。
膨大なエピソードの中から、次々と描いていき、145分の長尺となった。それでもまだ描き切れなかったきらいはある。
石油は、日本では取れない。ゆえに商売は世界を股に掛ける。
それゆえ、日本男児というイメージが強い。
まさにそんな生きざまだ。
なぜ、海賊と呼ばれたかという宣伝の謎解きは、映画に如実に描かれている。
この鉄蔵を、岡田准一が一代通して演じている。
まあ、冒険という声もあるが、岡田はよく演じている。
わきを固める面々も、いい仕事をしている。
俳優のアンサンブルというところか。
何事にも屈しない開拓魂は、サラリーマンに見習ってほしいところだ。
おすすめ度 ☆☆☆
パレスチナ問題に興味ある方 ☆☆☆★
パレスチナ映画
第66回カンヌ映画祭ある視点部門審査員賞を受賞し、第86回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた。
青年オマール、パレスチナに築かれた壁を乗り越えて、恋人に会いに行く。
しかし、ここはパレスチナ。オマールは、仲間とともに、イスラエル兵を攻撃、殺してしまう。
秘密警察に捉えられ、だれが殺したのか、拷問にかけられる。
仲間を裏切ることを条件に釈放される。
そして、友人が密告したのと、恋人が友人の子供を身ごもったと知り、お金まで与えて、身を引く。
しかし、そこから二転三転。
何が真実で、何が嘘なのか。
サスペンスフルな展開だ。
根底には、オマールの恋人への強い恋心がある。
これは恋愛映画であるのだ。
ただ、パレスチナ問題がこの映画の特徴でもあり、内容が深い。
おすすめ度 ☆☆☆
ニコール・キッドマン、ジュリアロバーツ好き ☆☆☆★
第82回アカデミー外国語映画賞を受賞した2009年のアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」をハリウッドリメイク。
ジュリア・ロバーツ&ニコール・キッドマン初共演。
捜査官レイにキウェテル・イジョフォー。
テロ対策のさなか、駐車場で女性の死体がみつかる。
それは、ジュリアロバーツ扮するジェスの娘。
検事補のニコール扮するクレア、ジェスとレイの捜査官で、犯人探しをする。
だが、犯人を特定したところで、テロ対策の都合で、釈放されてしまう。
それから13年、レイは、FBIをやめ、探偵に。
やっと犯人を見つける。
しかし、ジェスはあまり乗り気でない。
そして衝撃の事実が明らかに。
ニコールキッドマンは、直接捜査に活躍するわけではないが、そのお色気は抜群。彼女を見るだけでも楽しい。
一方、ロバーツは、実にシリアスな演技、今まで見たことない迫真の演技だ。
俳優がいいのになぜか映画は物足りない。
俳優におんぶしすぎなのか?
おすすめ度 ☆☆☆★
ピュアな恋愛と、子供たちの教育の話好き ☆☆☆☆
京都では、今週末から劇場公開。一方、ツタヤ限定でレンタル開始。
タイ映画 バンコックでは100万人が見たという話題作(アカデミー賞外国語映画部門タイ代表)
チェンマイのまだ奥深くの水上小学校が舞台のすれ違いの恋愛映画。
水上学校では、漁業を営む家庭の子供たちがウェークデイに寝泊まりして勉強している。
この学校に赴任した女子教員。
1年間、携帯も届かない、不自由な原始生活を児童とともに送る。
途中様々な、水上生活での苦労が描かれるが、子供たちの教育が主眼なので
前向きな生徒たちは、「二十四の瞳」を思い起こさせる。
だが、この映画は、もう一つの柱があって、この女先生は一年で都会へ帰ってしまう。女教師と後任の男教師のピュアな一種の恋愛映画。
後任に、まだうら若き男性が起用されるが、彼は教師の経験がない。
ふと見つけた、前任の教師の日記。
それを頼りに若さあふれる教育生活を送る。
だが、一年で首になってしまい、再び女子先生が赴任。
女子先生には恋人がいて、結婚の約束までするが、
まだ見知らぬ男性と日記を通じて思いが一つになる。
とってもピュアな映画、タイという後進国の映画と思えぬみずみずしさがあり、
テーマも前向きで、好感が持てる。
おすすめ度 ☆☆☆
夫婦愛物語好き ☆☆☆★
実話の映画化である。
1944年、音楽の殿堂カーネギーホールで音痴の女性が歌を歌い喝さいを浴びる。
私の会社で、忘年会などのカラオケで、いつも音痴で歌う人がいた。でもその歌唱力は立派で、聴く人を感動させた。
この映画の、音痴も実は、かなり魅力的だ。
ただ、この音痴歌が全編なので、いささか興がそがれるのだが。
それにしても、この難役を、歌唱力を披露した映画も多いメリル・ストリープが演じるのだからすごい。音痴なのに音痴でないふりをする難役だ。
その彼女を支え、愛し続ける夫をヒューグラントが演じる。
まさに、この役者にしてできる技だ。
それにしても、カーネギーホールで喝采を浴びるなんて。実話によると、もともと歌はうまかったが、先夫に梅毒をうつされて音程がおかしくなったらしい。
金にあかせて、必死に盛り立てる夫役のヒューグラント、この手の作品が多いとはいえ、まさにドツボにはまった好演。
二人の役者にうならされる映画だ。
おすすめ度 ☆☆★
青春映画好き ☆☆☆★
今公開の「溺れたナイフ」で、認知度が高まった山戸祐希監督作品。
気鋭の監督とアーティストがコラボレーションした作品を集め、観客や審査員によって賞を授与する「MOOSIC LAB 2013」に向けて製作・上映され、グランプリ、最優秀女優賞、ベストミュージシャン賞を受賞した青春劇。
51分の短尺で、少女の成長物語。
歌にあこがれ、音楽バンド「おとぎ話」を結成。
ふんだんに語り掛ける一種哲学的な詩に若さが感じられる。
バレエシーンも。
一方、高校教師にあこがれを持ち。一種恋愛映画。
若い女性監督だけに、青春のぶっつけが効いている。
「おとぎ話」が音楽を担当。
主演は、水谷豊と伊藤蘭の娘・趣里。
青春真っ盛りな感じ。