おすすめ度 ☆☆☆
カストリ雑誌好き ☆☆☆★
R15+ 女性の裸を売り物にした雑誌の編集長なので、女性の裸がたくさん出てきます。
原作は、実母がダイナマイト心中を図ったという強烈な体験を持つ雑誌編集者・末井昭の自伝的エッセイ。
末井氏は、現在も健在で、作家活動をされている。
本映画は、その青春時代にスポットを当て、当時のエロ雑誌界の雰囲気を描いている。
当時を知る人にとっては懐かしい雰囲気だ。
母親が、結核を患い、隣の息子とダイナマイト心中したという鮮烈な過去を持つ。
父とも別れ、絵の才能を生かそうとデザイン学校に通い、キャバレーの看板描きから、雑誌のイラスト担当、自ら編集者を買って出る。
当時のいわゆるカストリ雑誌。
当然警察から目を付けられ、アンダーグラウンドな世界。
コンビニから、成人雑誌を撤去しようとの動きのある今どき、懐かしい映画だ。
後半は、パチンコに入れ込み、パチンコ雑誌発行へと移る。
当然、女遍歴もあり、女を裸にするのが仕事。
まあ、ちょっとやばい映画ではある。
柄本佑が好演。キネ旬ベストワン男優に選ばれている。