ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「フロントランナー」、アメリカ大統領選挙のフロントランナーのスキャンダル!

2019-02-13 17:20:43 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

1988年アメリカ大統領選挙。ゲイリー・ハート上院議員は、史上最年少の46歳で民主党の大統領候補となり、予備選で最有力候補として一気に躍り出た。

その若さからジョン・F・ケネディの再来と称され、大衆からも愛されていた。

だが、「好事魔多し」。

アイアミ・ヘラルド紙の記者が入手したハートに関する「ある疑惑」。

政治家としての能力があればと高をくくっていたゲイリー。

ゲスた感じで、マスコミの餌食にされてしまう。

このゲイリーをヒュージャックマンが熱演。

でも負け犬を演じるのって辛いなあ。

結局、盛り上がりに欠け、凡庸に見える。

さて、来年の大統領選挙。トランプを負かせる候補は現れるのか?



 

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「マイナス21℃」、極寒の山中で8日間生き延びた男の話!

2019-02-12 10:13:47 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆★

極寒の雪山で8日間にわたる壮絶なサバイバルを繰り広げた、元アイスホッケー選手でスノーボーダーのエリック・ルマルクの実話を映画化。

アイスホッケー選手だったが、自分勝手なプレイで失敗し、挫折し、ドラッグに逃げていた。

雪山でのスノーボード。

颯爽と滑る姿はかっこいい。

だが、ドラッグをやっての滑降、危険地域に踏み込み遭難、あまり褒められた行為ではないが。

そこで、通信も途絶え、一人取り残される。

氷の下の池にはまり、必死に助かるも、衣服が濡れているので、寒中全裸。役者も大変だ。

サバイバル知識・経験なし。軽装の上に湖に落ちて凍傷。襲い狂うオオカミ、空腹、自暴自棄、幻覚。“死の未来"しかない絶望の極地。その中で生き残るための奇跡の一手はあるのか・・・。

途中、父との確執など、過去の場面がフラッシュバックするが、あとは、一面雪山。

母親が、山岳隊に救助要請。

それだけの映画なので地味、エンドロールで実話の本人の今が少し紹介される。

ジョシュ・ハートネットがほぼ、全編一人芝居で頑張っている。

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「メリー・ポピンズ リターンズ」、ディズニーが送る素敵なミュージカル映画!

2019-02-11 17:30:00 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

ミュージカル好き ☆☆☆★

吹き替え版鑑賞

アカデミー賞5部門に輝いた1964年公開の名作ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の20年後を描いた続編。

大恐慌時代のロンドン。

銀行員の父に、妻を亡くし、金銭的余裕がなく、融資の期限切れで家を失うことになるかもしれないピンチ。

そんな家に、家庭教師のメリーポピンズが空からやってくる。

バスタブが抜けて海に落ちるシーンから、楽しいミュージカルが始まる。

厳しいところは厳しいが、後は、自由な家庭教師。

オーシャンの場面は、青い海と空が明るく爽快。イルカにアヒルにバブルにパラソル! オモチャ箱
を引っ繰り返したようなイマジネーションの洪水だ。
陶器世界で繰り広げられる『A Cover is Not the Book(本は表紙じゃわからない)』も、ポピンズ&ジャックとクラシカルなカートゥーンアニメのペンギンコーラス隊の"共演"がカラフルで楽しい。

ミュージカルが主体なので、音楽好きには、たまらない展開。

吹き替え版で見たので、原版の良さは分からないが、平原綾香が頑張っていた。

 

 

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「ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間」、ケイト・ウィンスレット×イドリス・エルバ競演! 雪山の墜落事故。

2019-02-10 17:30:46 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

劇場未公開 劇場スルーにしては、見ごたえのある作品です。

ある年の冬。暴風雪で飛行機が運休になったために、外科医のベン・バス(イドリス)とジャーナリストのアレックス・マーティン(ケイト)はソルトレイクシティの空港で足止めを食らってしまった。2人には帰路を急ぐ理由があった。バスには診察する必要がある患者がいた。マーティンには明日結婚式を挙げる予定があった。そこで、2人はチャーター機を利用することにした。飛行中、パイロットが突如として心臓発作を起こしたため、飛行機が制御不能になり墜落してしまった。2人は重傷を負いながらも生きていたが、墜落した場所はユタ州の高山地帯であった。

奥深い雪山での遭難。

アレックスは、足の負傷で、歩けない。

そんな状況下、生き残りをかけた、奮闘が始まる。

そしていつしか、二人は恋心を。

二人しかいないのと、お互い助け合っての下山だ。

まあ、意外と早く山小屋が見つかり、ラッキーだったのでは。

二人の役者が、演技上手なので見られる映画。

ケイトウィンスレットが美しい。

ただ、山岳事故での生き残りの映画で、それ以上ではない。

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「2重螺旋の恋人」、フランソワオゾンのエログロホラーミステリー!

2019-02-09 17:02:30 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

エロ・グロ・ホラー作品好き ☆☆☆☆

R18+ でも描写は洗練されていてそれほどでなく、ソフトです。だが、結構えぐいです。

中盤までは、ちょっと怪しげだが、普通のミステリーですが、後半、話が複雑になり、あれよあれよのとんでもな話です。

邦題は、思わせぶりですが、原題は、「Double Lover」二重の恋人。

おなかが痛くて、精神医にかかる。

精神医に惚れられいい関係に。

なにか怪しい、と瓜二つの精神科医に出会う。

二人は、一卵性双子。

さらに妊娠、DNAが一緒だから、どちらの子か?

いろんな仕掛けがあって、なかなか興味深い。

最期は、エイリアンぽくなって、だまされる。

ヒロインを演じる女性は、「17歳」のマリーヌ・バクト、なかなかの美形。ばっちり全裸です。

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「フジコ・ヘミングの時間」、遅咲きのピアニスト!

2019-02-08 20:45:22 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

音楽好き ☆☆☆☆

60代になってから世界に見いだされたピアニスト、フジコ・ヘミングのドキュメンタリー。

今も、世界で活躍するフジコのコンサートを追いかけるロードムービーと猫と暮らす日々の生活、さらには、幼いころの絵日記が見つかり、父母を回想する。

全編に流れるフジコのピアノ曲は、心をつかまえて離さない。

応援したくなる映画。

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「一級機密」、実際にあった航空機汚職!

2019-02-07 18:12:16 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆★

念願の国防部へ異動し、軍需本部の航空部品購買課の課長としてエリート街道を歩み始めたパク・デイク中佐。

過去の購買履歴からエアスター社という企業と軍との間に独占的な取引があったことを発見する。

さらに、エアスター社の部品の欠陥を指摘していたパイロットのカンが、任務中に墜落事故を起こし、生死の境をさまよい、死んでしまう。

パクは、テレビ記者に、真相を話し、放送してもらおうとするが、つぶされてしまう。

部長以下、その取り巻きは、徹底的に、隠ぺいを図り、パクへの圧力をかける。

パクが、正義漢であるだけに余計に身びいきしてしまう。

後半まで、パクへのいびりが続いて、もうだめかと思ったときに、ラストでやってくれます。

汚職事件は、どこでもあるが、韓国の執拗さはえげつない。

映画ということもあるが、演出、演技とも、一級品だ。

韓国映画ということで、あまり評判になっていないが、なかなかの良作。

パクをキム・サンギョンが好演。ただいつも渋い顔をしているのが難。

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「皇帝ペンギン ただいま」、最新鋭のデジタル4Kカメラやドローンを駆使して撮影!

2019-02-07 14:41:47 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆★

アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」の12年ぶりとなる続編。

ペンギン全種の中で最も寒冷な環境に適応しており、親鳥は餌を採るため150~1000キロも移動するなど、最も過酷な子育てをする鳥とされる皇帝ペンギン。

一組の夫婦が子供を授かり、育てていく過程を丁寧に描写。

最新鋭のデジタル4Kカメラやドローンを駆使して撮影を敢行。

南極海では史上初となる水深70メートルの水中撮影に挑み、透き通る海中を飛ぶように狩りをするペンギンたちや、氷海下に生息する様々な生物たちの貴重な姿を捉えた。

皇帝ペンギンは、すでに映画化されおり、特に目新しいものではないが、今回は、撮影機材も一新。

また、中盤からの海中シーンは、見事。

それにしても、なぜこの過酷な自然にあえて挑んでいるのか不思議な世界である。

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「ジュリアン」、DVパパの恐怖!

2019-02-06 17:41:32 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆ (劇場鑑賞)

第74回ベネチア国際映画祭で最優秀監督賞を受賞。

離婚したブレッソン夫妻は11歳になる息子のジュリアンの親権をめぐって争っていた。

司法の判断は、ジュリアンは妻のもとにいるが、週一回夫と過ごすこと。

夫は、DV夫で、妻は転居して、夫に住所を告げていなかった。

そして、息子に、執拗に電話番号や住所を聞き出そうとする。

姉の高校のパーティーに参加中、夫がやってきます。

そして逃げて帰りますが、銃を持った夫がやってきます。

そこからが、ホラー。

なかなか演出がさえわたります。

ラストはあっけない終わりようですが。

フランスの新鋭グザビエ・ルグランの監督作品。

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「夜明けまで離さない」、宮地真緒のラブシーンが話題に!

2019-02-05 14:29:03 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

宮地真緒好き、やくざ映画好き ☆☆☆

宮地真緒の主演で、偶然の出会いから惹かれあっていくスナックのホステスとヒットマンの姿を描いたラブストーリー。

ヒットマンに毎熊克哉。

監督は劇団「ストレイドッグ」を主宰し、「子猫の涙」などのメガホンを取った森岡利行。

まあ、恋愛映画としてみて凡庸。

一応、最後まで見れるし、宮地真緒の全裸シーンもあって、その向きにはいいのかも。

やくざが、プラトニックラブなのと、ホステスの息子の存在が、物語を膨らませている。

かといって、やくざ映画のアクションシーンはない。

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