ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「jam」、SABUとEXILEのコラボ!

2019-07-12 17:25:24 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

PG12

青柳翔、町田啓太、鈴木伸之の3人を主人公に「劇団EXILE」のメンバーが総出演するSABU監督作品。

主⼈公は3⼈。場末のアイドル演歌歌⼿・ヒロシ(⻘柳翔)は、熱烈なファンに⽀えられ舞台では華やかに輝きながらも、いつも⼼に空虚感を抱えている。ある⽇のコンサート終わり、ファンの⼀⼈・雅⼦(筒井真理⼦)に付きまとわれ、そのまま彼⼥の暴挙に巻き込まれ、彼⼥の⾃宅に監禁されてしまう。⼀⽅、⼤切な彼⼥が瀕死の重傷を負ってしまい、毎⽇彼⼥の意識回復だけを望むタケル(町⽥啓太)。彼は、“善いこと”貯⾦をすれば、彼⼥の意識が戻るのではないかと信じ、毎⽇必死に⽣きる。そして、刑期を終え、刑務所からシャバに戻ったテツオ(鈴⽊伸之)。⾃分を刑務所送りにしたやくざに復習を仕掛けるために、やくざ事務所に単⾝殴り込みをかける。彼らのストーリーが同時間&同じ街で交差し絡み合いながら、それぞれの⼈⽣の”因果応報”が巡り巡って⾏くのだった・・・。

演歌歌手のシーンが一番力が入っていたように思う。

筒井真理子扮する、異常なファン。それは、オカルトチックさえ漂わせる。

ただ、登場人物になじみがなく、理解するまでに苦しむ。

因果応報がテーマなのだが。

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「赤毛のアン 卒業」、感動の完結編!

2019-07-11 18:35:25 | カナダ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ルーシー・モード・モンゴメリーによる名作児童文学「赤毛のアン」シリーズを、母国カナダで新たに実写化した3部作の第3部。

教師になることを目指し、ギルバートらとクイーン学院を受験して合格したアンは、下宿先でホームシックになりながらも、大学奨学金を獲得し、無事に卒業することができた。

名前は知っていても、この文学には、疎遠だった。何気にレンタルしたが。

かなり淡々と話は進む。

この映画の舞台は、結構美しい。

アンを演じるエラ・バレンタインは、なかなか聡明そうで、うまく役をこなしている。

義父であるマシュウの死が一つのクライマックス。

原作にほぼ忠実というから、それなりの青春文学なのだろう。

文学好きにはいいのかも、

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「新聞記者」、東京新聞記者・望月衣塑子の同名ベストセラーを脚色!

2019-07-10 17:51:25 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

若き新聞記者とエリート官僚の対峙と葛藤をオリジナルストーリーで描き出す。

イオンが製作に参加しているので、イオン系で公開。

硬派な映画なのに結構な入りだ。

望月記者の「安倍晋三」を読んだが、結構辛辣な筆致だ。

本作は、フィクションなので、設定にやや無理筋を感じてしまうが、それでも、加計学園を思い起こさせる、政府(内閣情報室)の闇をついているのは鋭い。

映画は、匿名の情報を追いかける記者と、内閣調査室で先輩の死をいぶかしがる室員の二人が主演だ。演じるのは、韓国女優シム・ウンギョンと松坂桃李。

こういう政治色の強い映画を、今作るのには、結構プレッシャーのある事案だと思うが、あえて、製作した意図は買う。



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「ビッチ・ホリデイ」、強欲が暴走する狂ったバカンス!

2019-07-09 17:28:13 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

デンマーク。オランダ・スェーデン合作

「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。

イザベラ・エクロフがメガホンを取ったサスペンスドラマ。

ギャングファミリーを束ねるマイケルとその愛人サーシャは、世界屈指のリゾート地でファミリーとともにバカンスを楽しんでいた。

高価なプレゼント、ハイセンスなパーティ、誰もが羨むゴージャスな生活を引き換えに、マイケルからは存分に身体を弄ばれる。
人間以下のクズ扱いを受けても、マイケルに付きまとう犯罪の匂いに勘付いても、
今のインスタ映えする生活はやめられないー。
そんなサーシャに転機が。偶然出会ったヨット乗りの好青年トーマスに、好意を抱くようになるのだが・・・。

そして事件が!

淡々としたゴージャスな生活の描写。

そしていたぶられるサーシャ。

そこには、殺人すら日常茶飯事だ。

アンニュイな生活とは、裏腹なロマンス。

だが、女はおっぱいさえ見せない。

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「フレディ/エディ」、見覚えのない事件がフレディの周りで起こりりづける。

2019-07-08 16:46:31 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆

GEO先行レンタル  一般情報なし

世界各国の映画祭にて称賛されたドイツ発のサスペンス。画家のフレディは妻の浮気相手に暴力を振るったとされ、息子の親権を剥奪されてしまう。事件後から、幼少期の頃によく見たもうひとりの自分「エディ」が再び姿を現すようになったフレディは、義弟より幼い頃に亡くなった双子の兄弟の存在を知る。

はたしてエディは存在するのか?

主人公の妄想か幻覚か、それとも二重人格者なのか。
神出鬼没なもう一人の自分「エディ」の存在が不明確。他人が現れると煙のように消える。ついには、精神異常を疑われる。

ラストでネタバレされるが、ほぼ想定通り。

一応サスペンスフルだが、痛い描写も


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「ポップ・アイ」、象とのロードムービー、旅は道連れ、世は情け!

2019-07-07 16:31:30 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆

シンガポール・タイ合作

ひょんなことから一緒にタイ国内を巡る旅に出た中年男性と象の珍道中を描き、サンダンス映画祭で話題を集めたロードムービー。

人生に幻滅した建築家のタナーは、ある日バンコクの街中で、幼い頃に飼っていた象のポパイと偶然の再会を果たす。タナーはポパイを故郷へ連れて帰るため、かつて一緒に育った農場を目指して旅に出る。

ちょっとさえない中年男の、性の悩みも描写される。

道中出逢う個性的な人々(人生を悟ったホームレス、落ちぶれた中年ニューハーフ、お間抜けな警官コンビ等々)とのちょっとした交流がほのぼのとしたムードで映し出される癒し系ロードムービーで、大都市バンコクの喧騒とはまるで異なった田舎の原風景の穏やかな美しさに魅了されます。

これが長編デビュー作となる新人女性監督カーステン・タンがメガホンをとった。


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「名前」、行き場のない二人は家族になった!

2019-07-06 15:26:15 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

こんな映画が、上映されていたとは知らなかった。

劇場公開は、限定されていたようだ。おまけに題名も地味。「名前」ってなんだ。

中村正男は経営していた会社が倒産し、茨城の地にやってきた。周囲にさまざまな偽名を使い、なんとか体裁を保ちながら自堕落な暮らしを送っていた。

ある日、正男を「お父さん」と呼ぶ女子高生・葉山笑子が突然現れる。

この正男を、津田寛治、葉山笑子を新人の駒井連が演じる。

この駒井連がなんともチャーミング。彼女の存在がぴか一。

肝心なシーンで奏でられる(歌う)トルコ行進曲。

孤独な生活を送っていた二人が、父子のように暮らし始め。

ちょっと、ホラーっぽいシーンもあって。

笑子のシーンでは、学生演劇が。(ちょっと私的には意味不明)

そして、ラスト。なんとうまい展開。

成長した二人の仲は、きっとうまくいく。

 

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「ゲットバック 奪還」、ドイツクライムコメディ!

2019-07-05 16:00:37 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ドイツを代表するウォルフガング・ペーターゼン監督が30年ぶりにメガホンを取ったクライムアクション。なけなしの預金を盗まれたボクサー、広告マン、役者の3人の男たち。3人は銀行員を仲間に引き入れ、奪われた金を取り戻そうと銀行強盗を企てる。

一難去ってまた一難、ドジを踏みながらも何とか計画を成功させた四人組。

だが、現金には、白のマークが付されていた。

この犯罪の女捜査官は、的確に証拠を積み重ね、あぶりだしていく。

特に、おとりとして、全裸で街中を闊歩した銀行員に目をつける。

後半は、鋭い観察力の女捜査官を貶めようとする大作戦、

なんとそれは色仕掛け。

といった風に、二転三転の面白さ。

アクション映画を期待すると的外れだが、なかなか面白く最後まで見せてくれる。

だが、なぜかこの映画、映画COMやFilmarkで紹介していない。


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「SUNNY 強い気持ち・強い愛」、大人になって青春と再会した!

2019-07-04 15:31:34 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

2011年に製作され、日本でもヒットした韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を大根仁監督でリメイクした青春音楽映画。

韓国映画のリメイクとは珍しいが、時代を90年代に置き換えて、ルーズソックスの女子高生で大ブレイク。

そして、20年後、芹香が奈美にがんを告白、古き良き時代の仲間たちが再会する。

大阪が舞台だけに、そのはじけぶりがはんぱない。特に太っちょコンビ。

安室と小室の時代、その音楽はダンサブルで、大勢で踊るダンスシーンは、まさに見もの。

韓国版とはまた違った、青春物語だ。

高校時代を、広瀬すず、山本舞香。

大人になって、篠原涼子、板谷夕夏、小池栄子、渡辺直美、ともさかりえとがっちり、演技派で固めて成功。

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「バルバラ セーヌの黒いバラ」、シャンソン歌手バルバラ!

2019-07-03 20:30:42 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆

シャンソン好き ☆☆☆

2017年・第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門でポエティックストーリー賞を受賞。

なんとも風変わりな映画。

シャンソン歌手バルバラの伝記映画かと思ったが、そうではない。

バルバラの映画を撮るという二重構造の映画。

それゆえ、行ったり来たりして、戸惑うばかり。

バルバラを演じる女優ブリジット、それを演じるジャンヌ・バリバール。彼女はこの映画の監督アマルリックの元パートナー。

当然、バルバラの歌うシャンソンは、映画の主要な部分を占める。

ただ、あまりなじみのない曲ばかりだ。

ただ、その雰囲気は十分伝わる。

シャンソン好きには、たまらないだろうが。

 

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