先日「MAKIKYUのページ」では、中国・山東省の青島市内を走る市内公交汽車(路線バス)に関して取り上げましたが、青島火車站周辺では様々な系統が錯綜している事もあり、駅前の交差点付近に数分程度いただけでも、信号待ちで停車する結構な数の車両を撮影する事が出来る状況でした。
その中には塗装こそ異なるものの、上海訪問時に最もよく見かける上海申沃(SUNWIN)の車両も散見したものでした。
山東省に拠点を置く中通(Zhongtong)汽車製の車両も多く活躍、写真の車両はハイブリッドバスの蓄電池、もしくは天然ガスバスのガスタンクと思われる天井のコブが非常に目立つ1台です。
青島港内のシャトルバスで用いられていた車両と同じ宇通(Yutong)製の車両も存在、広告ラッピングを纏った車両も数多く活躍しており、国防教育号と記されたプレートが掲げられている辺りは中国らしさを感じます。
大型車が主体を占めているものの、車長が短い中型車で運行している路線もあり、こちらは小柄故に逆に存在が際立つと感じたものです。
また休航となったオリエントフェリー「ゆうとぴあ」乗船時には、青島火車站周辺だけでなく、青島港周辺でも通りがかったバスを何枚か撮影していますが、2度目の青島訪問では最初に足を運んだ時に比べ、バスの世代交代も随分進んだと感じたものでした。