記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

O-リング

2009年01月08日 21時59分23秒 | Weblog
会社の帰りIさんとオーリングの話で盛り上がった。
オーラソーマの話から波及したのだ。

私が初めてこの言葉を聞いたのは開業医に勤めていた時。私が顎関節症状に悩まされていた時、噛み合わせの調整の適否を決めるのに院長が使った。普段の治療ではこの方法は用いない。どうしても判断つかないときの最後の手段に使う。
しかし本当なのだろうか?と半信半疑だった。薬の適否をみるのもそれで試した。
私が誰かで実践したわけじゃないから疑問のままで終わっていた。

Iさんは左手にパワーストーンをつけている。何ヶ月かすると付けている石の色が変化している。日が経つにつれ、効果が変わってくるのだという。
このひとつひとつの石を決めるのに、O-リングで判断しているのだ。いま必要とされている色、今は避けたほうがいい色。
なるほど。興味がある。これってひとりで適切に判断出来ればいいんだけどな。誰かがいないといけないのは面倒だ。
やり方は言葉でうまく説明出来ないのでこちらを見てください。
今日知ったけど、発明者は日本人でした!

fine ART photogrpher Masumi
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地獄の門

2009年01月07日 20時29分19秒 | Weblog
二日に訪れた上野公園内にある国立西洋美術館の庭にあるロダンの彫刻「地獄の門」。見上げると上のほうにちいさな「考える人」が見下ろすように座っている。

パリに滞在するまでは彫刻にはまったく興味がなかった。ルーブル美術館も彫刻の間は素通り。絵のほうが想像力をかきたてられると思っていたのだ。しかし、ロダンのまな弟子であり愛人であるカミーユ・クローデルの作品をテレビ番組「美の巨人」で見てからは考えが変わった。
なんて繊細な表情と体のつくり。まるで息をしているかのよう。
ぜひ実物を見たいと思った。今はわからないが当時はロダン美術館の一室にカミーユ・クローデルの部屋があり、ひっそりと作品が並べられていた。
ロダンの作品、「カレーの市民」の足や手はカミーユの手が加わったものだとテレビで解説していた。
見ると確かにとても繊細な形をした足とそうでないものがあり、こちらはカミーユが造った足かもしれないと想像がふくらんだ。
そう私はロダンの作品よりもカミーユの作品に惚れこんでしまったのだ。
国立西洋美術館の地獄の門を見ながらふと思い出した。
添付した写真はルーブル美術館で1番好きな作品。「アモルの接吻で蘇るブシュケ」
ルーブルを訪れるたびに写真を撮りたくなる。
まるで生きているかのような空気をもおさめたいのだ。
彫刻は単なる物体ではなく、あらたな命が吹き込まれた生き物なのだと私は思う。
そして私が見たままを写真に吹き込みたいのだ。


DVD:カミーユ・クローデル(イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー主演)
これをみると情熱的なカミーユに惹かれ、一方ロダンが嫌いになります!!!



fine ART photographer Masumi
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質問の意図

2009年01月06日 07時12分20秒 | Weblog
以前、受講したカウンセリングのセミナーの話をふと思い出した。
例えば、会話の相手が「最近彼とはどう?」と聞いてきたとする。
もちろんそれに対して答える。私の場合はここで止まっていた。つまりインタビューを受ける側の立場だ。何が言いたいかというと、聞いてくる相手は自分に同じ質問を返してくれることを期待しているのだという。えっ、そうなの?
この考えには晴天の霹靂(へきれき)だった。
インタビューされる側は質問者にマイクを向けることはない。自分にそんなややこしい技を使う習慣も経験もないから、まったく気付かなかった。私はいつだって直球勝負。

それ以降、試しに同じ質問を返してみた。するとしゃべるしゃべる!いい加減にしてと言いたくなるくらい話し続けるではないか!
そうだったんだ。なるほど。
私みたいに直球勝負の人も多いけど、もしかしたら話したくてうずうずしている恋人、友人がいるかも。
たまには聞き返してあげて。きっと心のモヤモヤが発散できるから。
fine ART photographer Masumi
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ちゃんちゃん焼き

2009年01月05日 22時40分44秒 | Weblog
忘年会で初めて行った銀座のお味噌の専門店で、大好きなちゃんちゃん焼きを食べた。すごく久しぶり。
大学3年くらいの夏、部活の試合で北海道に行った。北海道大学が主管だったのだ。私の代のバドミントン部はひっじょーに弱かったので、地方に試合がある時は日程の後半は観光三昧
北海道ではわたしが観光部長となり、富良野や小樽などの観光スポットをえらび、レンタカーを借りてまわった。食べる場所まで決めるこだわりよう。小樽では「かすべ」という郷土料理やをたずね、そこで生まれて初めてちゃんちゃん焼きを食べた。いま思えば材料も簡単に手に入り、自分でも簡単に作れそうなのだが、あの時は感動した。鮭のイキの良さも関東とは違うと思う。
ほかにも郷土料理がでたがもう覚えていない。
昨日は甘口の鮭を二枚買って、キャベツ、春菊、もやし、えのきだけ、ほんしめじを炒めて頂いた。ネットで作り方をみたら白味噌と書いてある。うちには合わせ味噌しかない。まあいいか。多く入れなければいいだろう。グツグツ煮えたったところで火を止めた。
少し味噌が少なかったらしい。味は薄かったが、その分野菜の甘さが引き立っている。この甘さも捨て難いのであえて何も付け足さなかった。
今日もちゃんちゃん焼きです。鮭が一枚残っているから。今日はショウガを加えてみた。
ほんわか甘みの中にきりりとショウガが効いている!こっちのほうが私は好きだ。
ひとつ疑問なのだが、ちゃんちゃん焼きに使う鮭は甘口?辛口?誰か教えて。


かすべ 小樽市花園1丁目8番20号 0134-22-1554


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案の定

2009年01月05日 20時26分02秒 | Weblog
昨日半年ぶりに美容院へ行った。
大学6年の時、ベリーショートにしたら、小猿と呼ばれ二度と短くすまいとかたく誓った。
だから肩から20センチ以上が私の定番スタイル。パリにいた時も変わらない。
昨日は10センチカットしてもらった。
ただいつものことだが、誰も気付いてくれない。すごくむなしい
昨日美容院で担当のAさんに話したら、「長いと確かに10センチ程度ではたいして変化ないんですよね。自分では軽くなるのでよーくわかるんですけど。前髪を作ったらどうですか?」とアドバイスをくれた。もちろん私だって考えた作戦だ。
でもねぇ。それだけの為にカットするのも馬鹿みたい。前髪作ると幼くなるのと、はねる危険性大。
忙しい朝、前髪にかまっている余裕はないのだ
仕事初日、ちょっぴりブルーな一日でした。
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かまいたち

2009年01月04日 15時47分33秒 | Weblog
この時期、かならずやられる。
初詣のブログでおしるこを持つ左手に7ミリのかまいたちがある。
なんかヒリヒリするなって思うと引っ掻きキズが出来ている。
気付かないのが悔しい。ずっと前に辞書で調べたことがある。
特に雪国地方でみられ、越後の七不思議の一つらしい。
空気中に真空の部分ができた時、それに触れて起こるんだって。住んでるところが雪国じゃなくてよかった。私はたいてい手か腕にできる。真空部分とはどんなだろう。
理科の実験で見た真空管しか頭に浮かばない。


画像は昨日買ったお守り
縁結びのお守りです
下にある英文は、外国人のかたの為に?作られたおみくじです。
ひねくれっこの私はこのおみくじとがらがら自分で振るおみくじにトライ吉と中吉でした。
厄除祈願ではこんな格好でお払いをしてくれます。

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上野公園

2009年01月03日 15時50分48秒 | Weblog
待ちに待ったレオナールフジタ展
さすがにお正月三日目だから混んではいないだろう。予想どおり比較的空いていた。
美術館は自分のペースで見たい。だから混んでる時を極力避けて出掛ける。二年ほど前、藤田嗣治展を京都で見たがかなり混んでいた。彼の作品の独特な空気感が魅力だ。繊細過ぎる線。女性の裸体では筋肉が詳細に表れているものは、一見、ボディービル選手のカラダに見えてしまう。ムキムキの女性はちょっと怖い。
今回の作品で1番スキなのは「イヴ」という作品。素描がいくつかあり、完成作品へと順序だてて展示されているが、ほんとの事を言えば、素描の時の作品の目が好きだ。遠くを見つめる力強い眼差し。完成作品ではやさしい目に変わっていた。

フジタの家の備品も展示されていた。3年前友人と3人で電車に乗り、バスに延々と乗り、見知らぬ土地を歩き続けやっとの事でたどり着いたあの家。
とてもかわいらしいおうちだった。手作りの世界だ。陶器、タイル、洋服、雑貨類、衝立、などなど自分でデザインした作品ばかりだ。メルヘンの世界に迷いこんだ気分。
そして最終章ではフジタが制作した教会の再現室。実際のランスの教会にはにフジタが眠っている。
ランスにあるシャペル・ノートル=ダム・ド・ラペはとてもこじんまりしたちいさな教会だ。内壁に描かれたフレスコ画、柔らかな日差しに映し出されるステンドグラス。神聖な気持ちになる。
あのときの感動が甦える。教会内は撮影禁止だったので記憶が曖昧になってしまったのだ。
ああ、またフランスに行きたい。
実物をこの目で見たい。
ショップではイヴのポストカードと立派なハードカバーの図録をお買い上げ

家に帰ってからのお楽しみが増えた。






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初詣

2009年01月03日 15時35分54秒 | Weblog
飯田橋にある東京大神宮。約80メートル先に入口は見えるのに、道路を埋める横8列の列に並んでいる。以前はこんなんじゃなかったのに。ここは比較的こじんまりタイプで駅から普通に歩いて10分弱で着くのが魅力。だが今年は境内に入るのに1時間かかった。片田舎のひっそりと佇む神社をのぞけばどこもかしこもこうなのかもしれない。
東京大神宮は母が結婚式を挙げた場所だ。友人がここで式を挙げた時、話が上がり知らされた。古いアルバムの中にモノクロの母の写真があったっけ。角隠しをした母と見知らぬ顔が両隣に写っていた。あれはここだったんだ。
私の知らない過去の時間と今が重なる。そんな不思議な繋がりを大切にする私は女の大厄の厄除けもここでお世話になった。(予約するとなにやら沢山お土産を頂きます。飛び込みだと用意されません)

私の番が来た。ニ礼ニ拍手一礼。
今年の目標をしっかりお願いした。「~が叶いますように」ではなく、「~をしている」という現在形で言うょうにしている。これ、ポイントです。
おみくじは中吉。ゆっくり読みたいので即バッグにしまう。出口近くに御神酒とおしるこ、干支まんじゅうが振る舞われる。以前は赤福だった。手も爪先もかじかんで感覚が無くなっていたので真っ先におしるこを頂いた。あったかーい。さすがにお餅は入っていないが時たま転がり込むアズキの食感がウレシイ。せっかくなのでお酒とおまんじゅうもいただきました。でもやっぱりおしるこが1番。2杯いただいちゃいました。ご馳走様。







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明けてしまいました

2009年01月02日 17時03分51秒 | Weblog

Bonne Annee!!
明けましておめでとうございます。
今年も「記憶の彼方へ」をよろしくお願い致します。 

帰省していたのでご挨拶が遅れました。

今実家の最寄駅そばにあるウナギやさんにいます。
川豊西口館。
成田は鰻やさんが山ほどあるがここの鰻が私は好きだ。二日だというのに外まで人が並んでいる。外国人の方もいる。私と一緒でお正月早々鰻を食べたい人がいるのだ。いつもお弁当にしてもらい自宅でいただくのだが出来上がるまでの時間にブログを書こう。鰻はフワフワが美味しい。人によってはガムみたいに弾力性があるのを好む方がいるが私は苦手。歯ごたえは違うもので味わいたい。
子供の頃扁桃腺の小さな穴(扁桃小窩 へんとうしょうか)に鰻の小骨が刺さり抜けなくなり痛い思いをしたが扁桃腺を摘出してからは安心して食べられるようになった。忘れちゃいけない山椒の粉。振りかけた後目を閉じてかおりを愉しむ瞬間がスキ。大人になってから薬味や山椒などのくせのある匂いが好きになった。
約束の10分が経過したがまだ出来ず。じっとガマンの子です。30分後やっとできた。
家に帰り、綺麗なつつみをほどく。いつもは蓋に山椒の入った小さなパックがくっついてるのについてない。蓋を開けてもない。入っていたビニールの袋にもない。どこにもないじゃないこれほどショックなことはない。さっき書いたばかり。山椒のかおりを愉しむことも鰻の醍醐味なのだ。これでおいしさが50%半減した。きっとお店もてんてこ舞いでうっかりしたのだ。家には山椒なんてない。唯一京都で買った葉山椒の佃煮を冷蔵庫で発見。鰻にまぶしてみた。味はそこそこでているが、かおりはゼロ。たった5グラムほどの山椒がないだけでこんなに悲しいなんて。改めて山椒の偉大さに気付いた。


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年賀状の原画です

Pont des arts

              
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