記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

キーホルダー

2009年01月12日 15時20分56秒 | Weblog
キーホルダーなんて昔は捨てるほどあった。
たいてい海外のお土産でもらうからだ。
しかし最近は全く行かなくなったのか、家に予備がない。
今使っているのはハートのモチーフがあったから買ったがネジがゆるみ、いつの間にかバッグの中で鍵がバラバラになっている。そこで今日こそ探しに行こうと思いたった。
ブランドものは分厚い金属製が多く、カッコイイけど重い。MATSUYA GINZAで、様々な種類の革のパーツを選びオリジナルのストラップやキーホルダー、ネックホルダーなどが作れるお店を見つけた。どこかでみたことがあると思ったら姉が芦屋で買ってきたといっていたものと同じMartyだ。姉妹って好みも多少似るんです。結局ここで作ることにした。オリジナルが作れる楽しみがあるからだ。既に選び終わりレジに並んでいた夫婦。旦那さんが奥さんにささやいた。「花の形のはいいの?どうせ家に帰ってから、グダグダ言うんだから買ったら?後悔するよ」
思わず口元がゆるんでしまった。やっさしいなあ~
私はグダグダ言う相手もいないし、買うまでに十分悩むから買って手に入れた時点で完結している。でも子供の頃はよく後悔して親に愚痴ったものだ。

私のベストチョイスはこちら。出来たら猫は焦げ茶ではなく黒がよかったな。
ネットで見たら、私って運がいいだってこのMartyが松屋に来てるのは、1/10から13迄だった


三越の地下、ものすごい行列で有名な堂島ロール。ためしに並んでみたら今日は10分足らずで買えた
ロールケーキ好きな姉に食べてもらいたいんだけどな!!

松屋の向かいのOPAQUE  この時、雪がぱらつきました。

三愛ビル8階のリコー:RING CUBEから見た風景
(森山大道写真展「銀座/DIGITALを見に来ました)

fine ART photographer Masumi
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これも勉強のうち!

2009年01月12日 14時59分11秒 | Weblog
昨日最後で触れた歯科鋳造の話のつづき。

歯科理工学の実習ではガスバーナーの点け方が苦手で逃げ出したい思いだった。なぜってガスが出るコックとエアーが出るコックがいつもわからなくなり、間違えると圧が高まり、エアーのチューブがパァーンって外れるのだ。一度失敗すると怖くなり、しかも順番待ちで後ろもつかえていると余計にテンパる。結局、見かねた先生が火を作ってくれた。
大学5年の後期からは院内実習が始まり、患者さんと担当の先生と治療を進めていく。もちろん治療で生じる技工物は、担当教師の指導のもと製作していく。クラウン・インレー(主に金属で出来た被せ物や詰めもの)や入れ歯など。その際必ず登場する鋳造操作。火が作れなかったら話にならない。
院内生が使用する技工室では時間をずらせば後ろに待つ人がいないから落ち着いて鋳造操作ができる。
昔からだが、自分のペースを乱されると暫くの間修復不可能になる。ショートしてしまうのだ。

結局、経験の積み重ねでいつの間にか鋳造操作が大好きになっていた。
歯の形をワックスで作るのは苦手だが、指輪のデザインは好きだったので、自分のはもちろん友達の誕生日のプレゼントにも作った。
たとえ先生に見つかっても大丈夫。先生も自分の娘さんに作っていた理工学のN先生だ。見た目は仏頂面でおっかないが、勉強のうちと怒られるどころか褒められた。もちろん男子学生もクリスマスシーズンには手づくりの指輪を作っていた。まあ、たいていワッカだけの単純なものが多かったが、凝りに凝った彫りの細工を施した指輪を作っていたY君がいた。(卒業後めでたくその彼女とゴールインしたが一年後に破局していた

鋳造で1番楽しいのは金属が溶ける瞬間と、コロコロ液状になった金属を見ること。水銀と似ている。昔の体温計を誤って割った時水銀が流れだし、白い敷布団の上に小さな水銀の粒があちこちに転がった。こんな体験私だけ?

まあ実際歯科医師になると技工操作は半分以上は技工士さんが行う。よっぼどこだわりがあって技工が好きでない限りは。
知り合いの技工士さんに聞いた話だが、歯科で職がなかった時はアクセサリーの世界にチェンジする人もいるようだ。
私の学生時代の口癖。「歯科医やってなかったら原宿の露店でテキヤやってるから!」


fine ART phtographer Masumi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする