待ちに待ったレオナールフジタ展。
さすがにお正月三日目だから混んではいないだろう。予想どおり比較的空いていた。
美術館は自分のペースで見たい。だから混んでる時を極力避けて出掛ける。二年ほど前、藤田嗣治展を京都で見たがかなり混んでいた。彼の作品の独特な空気感が魅力だ。繊細過ぎる線。女性の裸体では筋肉が詳細に表れているものは、一見、ボディービル選手のカラダに見えてしまう。ムキムキの女性はちょっと怖い。
今回の作品で1番スキなのは「イヴ」という作品。素描がいくつかあり、完成作品へと順序だてて展示されているが、ほんとの事を言えば、素描の時の作品の目が好きだ。遠くを見つめる力強い眼差し。完成作品ではやさしい目に変わっていた。
フジタの家の備品も展示されていた。3年前友人と3人で電車に乗り、バスに延々と乗り、見知らぬ土地を歩き続けやっとの事でたどり着いたあの家。
とてもかわいらしいおうちだった。手作りの世界だ。陶器、タイル、洋服、雑貨類、衝立、などなど自分でデザインした作品ばかりだ。メルヘンの世界に迷いこんだ気分。
そして最終章ではフジタが制作した教会の再現室。実際のランスの教会にはにフジタが眠っている。
ランスにあるシャペル・ノートル=ダム・ド・ラペはとてもこじんまりしたちいさな教会だ。内壁に描かれたフレスコ画、柔らかな日差しに映し出されるステンドグラス。神聖な気持ちになる。
あのときの感動が甦える。教会内は撮影禁止だったので記憶が曖昧になってしまったのだ。
ああ、またフランスに行きたい。
実物をこの目で見たい。
ショップではイヴのポストカードと立派なハードカバーの図録をお買い上げ
家に帰ってからのお楽しみが増えた。
fine ART photographer Masumi
さすがにお正月三日目だから混んではいないだろう。予想どおり比較的空いていた。
美術館は自分のペースで見たい。だから混んでる時を極力避けて出掛ける。二年ほど前、藤田嗣治展を京都で見たがかなり混んでいた。彼の作品の独特な空気感が魅力だ。繊細過ぎる線。女性の裸体では筋肉が詳細に表れているものは、一見、ボディービル選手のカラダに見えてしまう。ムキムキの女性はちょっと怖い。
今回の作品で1番スキなのは「イヴ」という作品。素描がいくつかあり、完成作品へと順序だてて展示されているが、ほんとの事を言えば、素描の時の作品の目が好きだ。遠くを見つめる力強い眼差し。完成作品ではやさしい目に変わっていた。
フジタの家の備品も展示されていた。3年前友人と3人で電車に乗り、バスに延々と乗り、見知らぬ土地を歩き続けやっとの事でたどり着いたあの家。
とてもかわいらしいおうちだった。手作りの世界だ。陶器、タイル、洋服、雑貨類、衝立、などなど自分でデザインした作品ばかりだ。メルヘンの世界に迷いこんだ気分。
そして最終章ではフジタが制作した教会の再現室。実際のランスの教会にはにフジタが眠っている。
ランスにあるシャペル・ノートル=ダム・ド・ラペはとてもこじんまりしたちいさな教会だ。内壁に描かれたフレスコ画、柔らかな日差しに映し出されるステンドグラス。神聖な気持ちになる。
あのときの感動が甦える。教会内は撮影禁止だったので記憶が曖昧になってしまったのだ。
ああ、またフランスに行きたい。
実物をこの目で見たい。
ショップではイヴのポストカードと立派なハードカバーの図録をお買い上げ
家に帰ってからのお楽しみが増えた。
fine ART photographer Masumi