記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

精神的疲労

2010年02月11日 19時23分55秒 | Weblog
今日はYちゃんとデートです。
主人公の女の子"シアーシャ・ローナンに一目惚れして前売り券を買っておいたラブリーボーン。前日ふたりとも遅かったのと日頃の疲労がピークに達していた為、あんなに待ち焦がれていたが、このまま寝てしまいたい衝動にかられた。事実、上映前の映画の宣伝では目を閉じていた。
映画が始まると眠気はすっ飛んだ。
最終的には殺された主人公が自分を含め、家族、まわりの人が死を受け入れるというようなことなのだが、途中のシーンがハラハラドキドキ、怖かったり、悲しかったりで、2人してアドレナリンが出まくりだった
犯人は少女だけを狙う連続殺人犯だった。最後にまた犯行を繰り返そうとしたがうまくいかずなぜか落ちてきたツララに当たり、それが原因でバランスを崩し絶壁から落ちて死ぬ。こんなに何人も殺した犯人なんだから崖っぷちから落ちて死ぬなんて間抜けな死に方じゃなくきちんとした制裁を加えて欲しかった。
エンドロールが流れだし暗がりの中を出口へと向かった。ふたりともヘトヘトだったもっとメルヘンチックな映画だと期待していたのにこんなに精神的に疲れる映画だとは思いもよらなかった。後半ずっとうるうるしていたので化粧室に寄ると案の定、目が腫れ顔がくずれていた

次回は心から笑えるストーリーを見たい。

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お引っ越し

2010年02月11日 16時33分25秒 | Weblog
先週末、職場が移転した。
今週月曜日から新しいオフィスだ。社内のレイアウトも変わり、窓からの眺めは気に入っている。
前の会社は半地下だったので、窓から空を見たことがなかった。雨が降っているかどうかも目を凝らさないと判断できなかった。心待ちな唯一の訪問者はにゃんこだった。あっ一度だけ来たっけ!ハクビシンが
今のオフィスでは窓からにゃんこの姿は一生見ることは出来ない。八階だからだ。
前回のオフィスに比べ多少の不便さはあるが追々みんなで改善していくしかないだろう。なによりうれしいのは朝の空と、夕日が見られることだ。だから朝はさらにはやい出勤となった。
昨日6時半に会社に着いた。
静かな空間で仕事をするのが理想だ。
探検好きの私は非常階段のドアを開けて見た。中からは簡単に開く。きっと外からも開いてしまうような気がして外に出てみた。ガチャリ。上の階の非常ドアを試しに開けてみたがビクともしなかった。錆び付いた階段を恐る恐る下り先ほど出たドアをひいてみたらこちらもビクともしない。
ぎゃー鍵が閉まったらしい。なんてバカなんだろう。仕方なく八階から一階まで、一見崩れそうな階段を焦って駆け降りた。だが待てよ、この階段が崩れ落ちて死ぬかもしれないと思い直しゆっくり降りた。一階にたどり着くと朝入った裏の入り口の前に出た。カードキーを首にぶら下げていなかったので閉め出しをくってしまった。あーなんてバカなんだろう。早く来て仕事をしたかったのたのに、好奇心にかられたばっかりに寒空に呆然と立ち尽くす私。管理人さんがいることを祈りドアを遠慮がちにノックするもうんともすんでもない。
ふと通りを見るとビルの管理人さんが歩いていた。藁にもすがる思いで管理人さんに声をかけた。管理人さんも鍵は持っていなかったがビルに入る裏技があった
管理人さんのおかげで無事に帰還することができた。スリル満点の朝だった

結構こういう予期せね事態に遭遇するが、なぜかいつもスルリとくぐり抜けることが出来る。きっと天空で眺めている神様は、「やれやれ、またか」とため息をもらし一筋の灯りをともしてくれているんだと思う。


fine ART photographer Masumi
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弱音をはくこと

2010年02月04日 07時07分34秒 | Weblog
弱音をはくことが出来る人はまわりにいますか?

職場で、プライベートで。
10数年ほど前、ココロが壊れてしまいそうだった時に受けたカウンセリングセミナーで聞いた話をしたい。
ひとにはふたつの支えが必要だと。ひとつは経済的サポーター、もうひとつは精神的サポーター。
この2つのバランスが崩れてしまうと心も壊れてしまう原因のひとつだと。
どちらかひとつだけではヒトはみたされないのだ。

経済的サポーターは多くの場合雇用主、大きく言えば会社だ。最低限の生活が保証されるという意味だ。
これは選り好みさえしなければなんとか手に入れることが可能だと私は思う。
私はプータローの時期があった。失業保険でしばらくは生活は繋がったが仕舞いに底を尽きそうになり派遣に登録した。そこで知ったのは、選ばなければ仕事はいくらでもあるのだということ。

ただし精神的サポーターはなかなか難しい。子供の頃なら親に言えたことも大人になると余計な心配をかけまいとして口に出せずに呑み込んでしまうことが多い。
いつでもどこでもありのままの自分でいられる、弱音をはける友人、恋人、同僚、一人だけでもいい、そんなひとがいるということはかけがえのない財産なのだ


fine ART photographer Masumi
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カレンダー評

2010年02月02日 22時07分57秒 | Weblog
先週末締めで、社員に自作カレンダーの感想を募ってみた。

~心にとまった写真があったら教えてください~

メールを送って早速お返事をくれた方、ギリギリでお返事をくれた方、無反応(ちょっと悲しい)、回答なし、月ごとすべてに感想を添えてくれた方など様々だった。
戴いた回答を月ごとに表にしてみた。私としては小さな社内の中でも好みが大別されると思っていた。ところが結果はバラバラだった。というかどの月も大差がない。どんぐりの背比べだ。マーケティングリサーチには最低100人は必要のようだ。

ボケた写真は好きじゃない、カラーのほうが好きという質問以外の回答もあり、そんなことは聞いてないのにと思った。
とは言えそれぞれ会社や自宅でカレンダーを使ってくれている今年いっぱいお付き合いいただきます

~写真は言語を超えた世界共通のメッセージを伝える手段である~
とロバート・キャパは言っている。
まあ、万人に受け入れられようなんて贅沢は言わない。心に響いた人にだけつたわればいい。

今年は自分の幅を広げようと思う。あっ、体重でなくて、感性の幅とでも言うのだろうか。そして新たな表現の場を開拓したい


fine ART photographer Masumi
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横暴なひと

2010年02月02日 21時34分24秒 | Weblog
今朝の満員電車の出来事。
東京駅に着くと降りる乗客はたくさんいる。私よりも奥にいた、170センチ弱くらいの体格のいい革のハーフコートを着たおじさんは、肩を怒らせながら私はもちろん、前の人の間を強引に突き進んで出ていった

なんなの?
ぶつかった乗客はみんな一瞬にしていやな表情に変わった。
子供なら許せても大の大人だ。朝から嫌な気分にさせる人は許せない

そんな時、私は勝手な空想にふけってスイッチ切り替えることにしている
ホームに降り立つ手前で、ユーホーキャッチャーの機械でガーッとわしづかみにする。足が地面につかないほど引き揚げる。元いた場所まで移動させ十分足をばたつかせたあと、上空でぱっと離すのだ
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恋の終わらせ方

2010年02月01日 23時14分50秒 | Weblog
別れた恋人からもらったプレゼントや思い出の写真、捨てるたちですか?
私はとっておくタイプです。
先日沖縄料理を食べに行ったnaocoさんは一切捨ててしまうそうだ。
一方、退職したSさんは元カノからのプレゼントだというネクタイをしていたら、社員から女々しい奴だと言われてしまった
気になったので友人2人に聞いてみた。すると2人とも私とおなじだった。
ただ、とっておくだけだと。
思うにたとえ元カノ元カレの思い出の品物を身に付けていても他人に言わなければいいような気がする。第三者にコトバにした時点で、女々しくなるのではないだろうか。これ、都合がよすぎる解釈かな
私は今でももらったアクセサリーを身につけることはある。ただそこには元カレの存在は全くといっていいほどない。単なるアクセサリーでしかないのだそれもお気に入りの
基本的に物を捨てられないたちのTさんは、物には罪はないからねと笑って答えた。
身につける以外の思い出の品物はクローゼットの奥にしまっている。
捨てるという行為の源は、消滅と同じようなものだと思う。自分の歴史から排除して、記憶にとどめておく事を拒否しているのだ。つまり自分自身を否定していることと同じ。
私はそうは思わない。今ある私の一部であるから。
記憶が色褪せてきた時、懐かしい時間に飛び込みたい時に開けるのだ。まだその時はおとずれてはいない。


fine ART photographer Masumi
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