まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

歯が痛い?

2007-10-18 12:55:53 | モブログ

指を切ったら痛いのは分かる。
階段を下りる時膝が痛いのも分かる。
頭がずきずき痛いのもよおーく分かる。
おなかが痛くてトイレに駆け込むことなんてお手のものだ。

1週間前から予約して、今日、市立病院の歯科に行った。
「どうしました?」歯科医が聞く。
「左の上の奥歯が・・・なんか変で。」
「痛いのですか?しみる?違和感がある?違和感て?」
「食べるとどうも変で・・・」
「噛むと痛いのですか?」噛むと?私は噛むとかどうか考えて逡巡する。
「何もしないで痛くないんでしょ。食べるということは噛むことですよ。噛まないと食べられないでしょ。しみると違和感があるとは違いますよ。」
「飲んでも変なんです!!!」

レントゲン撮影を待つ間、私は、先ほどの云々かんぬんのやり取りを思い出して、横柄な歯科医を思い出してむかむかしてきた。もう、まったく。
わたしゃ、正確に伝えようとしたの。
これを歯が痛いっていうのか?どうも違う気がするから困ったのだ。
歯が痛いって、歯が痛いんでしょ。
歯は痛くないの。痛くないけれど、歯が変なの。いっそ歯が痛ければ話が早かったなと、面倒になってきた。次回からは、歯が痛いことにするからな、と決断した。

そんなこんなの私の思いなど関係なく診断。
「痛いですか?」レントゲンを見ながら、歯になんかシューっと吹き付けながら医師は聞く。だから、歯は痛くないっつーの。
「こんな美しい歯は見たことがない。レントゲン見てごらん、この後もずっと大丈夫。写真に撮っておきたいくらいだ。歯だけ見ると二十歳だ。・・・」(ほんとよ、こんな意味のことを言ったんだから)褒め殺し。
「でも歯が変なんですけれど・・・」という私の言葉なんてすっかり無視して、そのあと、歯も歯茎も大丈夫!と言って私を追い立ててしまった。

なんかうまいこと言いくるめられた気がしないでもないが、そうよそのとおり、私の機嫌が直ったことは言うまでもありません。

私的格言『はじめ貶して後褒める』
めんどくさい客をいい気持にさせて追い払う時に使う。

コメント
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