昨日の昼さがり、コシオサンと亡くなった太極拳のお仲間の仏さん参りに行った。
写真を見たとたん、うっとくるものがあって・・・
「何にも言わんで逝ってしもうて、心残りがあるだろうなあ」と二人して。
その道すがら、コシオサンが、
「あんたんとこも、みやげだんご作るのんか」と聞く。
「そうなんだけど、私、様無しだからしないでおくわ」なんて話になった。
「私んとこはの、夜食まで食べさせるんだや」
「夜食っていうてもの、もろうた赤飯やら牡丹餅やらさ」
ずいぶん、いっぱい食べるんだねえ、太ってしまうねかや、と大笑いした。
で、みやげだんごのことで思い出した。叔母に言われていたんだっけ。
「16日はみそ汁の代わりにそうめんを供えるんだや」って。
なんでも、仏さんがみやげだんごをおぶって帰るから、そうめんがおぶいひも代わりになるんだって。
腹がよじれるほど笑ったけれど、どう考えても不謹慎だったわ。
昔の年寄りが言うことだがさとも教えてもらったけれど、なかなか素敵だ。
そのみやげだんご、今日行った花屋さんが、
「私んちはの、白玉で作ります」と言ってたから、それなら大丈夫だ、私もこれから作ります。そうめんは、すでに供えてあるからね。