初夏。
薄曇りで遠くが霞むはっきりしない天気だけれど、吹く風は心地よくまことに爽やか。
久しぶりにチャリンコの出番。ぎこぎこ。
まずは母の施設へ。目をしっかり開けて待っていてくれた。娘の結婚報告、感謝の言葉。今までと変わりなくなにより。
そこから、ニリンソウおじさんの田んぼへ
ガマズミの花が開き始めて
田んぼにいないと思ったら、おじさんは奥様と畑仕事、働き者ね。
「花ばっかり撮っとらんとおれも撮ってくれえっちゃ」とリクエスト。遠くに金北山。
海沿いの道を清々場所へとぎこぎこ走る。とちゅう、高台に登って両津湾を眺める寄り道。
海岸線をこぎ続ける。まさにチャリンコ日和。
清々場所で田んぼをじっと見ていたおじさん。
「今年は藻が生えてらちかん、俺なりにいろいろ原因を考えとるんだけど・・・」
と浮かぬ顔。毎年毎年育ちが違うようで。ぶらぶらしているこちらは肩身が狭い。
突然「えっちゃんらねえかや、帰っとるのんかあ」
畑仕事をしていた老女に声をかけられる。違いますう、と大声で答えるも・・・
「気になって来たっちゃ」って。
さてそこから長々の立ち話。
例によって、どこのもんだや、何しとるんだや、旦那さんはどうしとるのんさの質問攻め。
「ぶらぶらしとれるのンがなによりだわさ、年金もろとるんだろ」
恥ずかし(ーー;)
「私かあ、膝が痛いんだが。働いとるもん」
ますます恥ずかし、いい若いもんがぶらぶら。
今朝のチャリンコ散歩、あちこちぶらぶらほぼ2時間。