誰が?って、もちろん私・・・よ。
ほんとか?って、ま、そう言えなくもない・・・ていど。
だいたいね、携帯メールだっていちいち老眼鏡出さなきゃいけないからいやだって言ってるくらいだからさ、押して知るべし。
ん、でもデビューしたのは、これがデビューといえればの話だけれど、事実。
それも一度ならず二度も、カメラ部門で。
一度目は岡山城内見学の折。
出張帰りらしきサラリーマン氏にカメラ撮影頼まれたの、夫じゃなくてこの私によ。
お殿様の駕籠に乗って得意満面の図。
「ここを押してください」って。押せばいいですからって。
私も思わず聞いたね。
「これがスマホってやつですか?」
(ま、教室で触っていたことは内緒)
二度目はここクレマチスの丘で。(岡山城の写真は全部削除済みなの)
母娘さんのふたり連れ。
スマホ渡されて。どこでもいいから押してくださいって。
「えっ?どこでもいいんですか?」
思わず聞いたね。
どこでもいいなんてなんとも頼りない。
ま、言われたとおり画面(でいいのか?)をタップした。
タップ、くらい知っているぜ。ついでにアプリも知っているぜ。
タップしてから画像が出てくるまでがやたら長い。
せっかちな私としては写ったかどうか不安になるくらい長い。
「いいのかしら?」
返しながら娘さんに訴える。大丈夫ですって力強い返事を貰って・・・やがて。
「いやだ、おかあさん」
画像を見て二人して笑っているけれど、いいのか?
あっ、もう1枚撮りますから。って無理矢理二度目チャレンジ。
ポーズつけるやらなにやら。
挙句の果てに「押してから長いのね」なんていっちょ前に文句をつける始末。
またもや写真確認されて、「いやだあ」って。
もう知らん。平謝り。
ま、そこはモデルがいけないことに双方(双方でいいのか?)納得して。
あああ、やっぱりカメラはいくらコンデジでもカメラがいいな。
シャッター押してカシャッていう音聞いて、いかにもがいいな。
スマホ撮影は、なんだかいまいち何しているか分らないもんな。
たかだかカメラでこんなこと言っているのだから、他のアプリはもっと使いこなせないな。
スマホいらないな。
以上。負け惜しみの弁。