室内でスポットライトを浴びた彫刻を観賞するのもいいけれど、
屋外での鑑賞は気持ちがのびやかになる。箱根の山を背景に緑の木々に囲まれて
彫刻たちもいちだんと魅力を増すような、そんな気がする。
ホームページには、ヘンリー・ムーアのメッセージ
『ひとたび野外に出て陽を浴び、雨に打たれ、雲の移り行きを感ずるときには、
彫刻も生活の一部である』
が掲載されている。また「彫刻の置かれる背景として空以上にふさわしいものはない」と語っているとも。
そんなメッセージをそのまま受け取って・・・
「横たわる像:アーチ状の足」
「ふたつに分けられた横たわる像:ポインツ」
「母と子:台座」
ふたつに分けられた横たわる像 No.1
「ファミリー・グループ」 いちばん好きな作品
緑陰広場の庭園には、ムーアの彫刻作品11体のコレクションがある、と紹介されていますが、
私には5体しか見つけられませんでした。
つるりとして丸みを帯びた、抽象的なムーアの作品とは別にお気に入りの佐藤忠良さんの作品に
出会えてことは思いがけなかっただけに嬉しかった。
『マント』
『若い女』
そして朝倉響子さん 作品は初めて観るがひとめ惚れ、すぐさまお気に入りリストに。
『女』
行く前に多少なりともそこについて調べればいいものを、
帰って来てからおさらいして、ああそうなのかとかしまったとか。
ほんと、悪い癖だなと。そして懲りない同じことの繰り返し、いやはや。